薬学総合研究所における「求める教員像および教員組織の編制方針」

薬学総合研究所として求める教員像

1.: 近畿大学の建学の精神と教育の目的を深く理解し、創薬・食品薬学・抗加齢医学を中心とした学問領域における実学研究および教育を担当するにふさわしい独創的かつ高度な研究および教育の能力を持つ者。
2.: 産官学共同を基軸とする基礎薬学および応用薬学の専攻分野に関する一定の研究業績・研究能力を有する者、または創薬の専攻分野における実務の経験を有し、研究の成果および実務の経験を広く社会に提供することにより社会の発展に寄与し、学外発信力の高い者。
3.: 教育、研究、社会貢献、そして近畿大学・薬学総合研究所の運営において自らの使命を自覚し、他の教職員と協力して、それらの発展に寄与するとともに、高い倫理性と清廉性を持って遂行できる者。
4.: 国際化強化のためネイティブ教員や高度な英会話能力を有することが望ましい。

教員組織の編制方針

1.

必要教員数

薬学総合研究所の目的を達成するための適切な教員を配置する。

2.

教員編制

薬学領域における実学研究を実践できる教員組織を編制する。
産学連携のため企業からのニーズへの対応を配慮した教員組織を編制する。
学内外の創薬・食品・抗加齢関連分野との高度な連携をおこなうため薬学部からの兼任教員も配置する。

3.

主要授業科目の担当

教育上必要と思われる授業科目については、研究所専任の教授、准教授、講師または助教が担当する。

4.

教員の募集・採用・昇任

教員の募集は、原則公募とする。
講師以上の採用についても原則一定の任期付き採用とする。
教員の採用・昇任では、「近畿大学教員選考基準」「大学院教員に関する内規」「薬学部・薬学研究科における内規」等の規定を適正性と透明性を担保して運用する。

5.

教育内容の改善のための組織的な研修等

教員の資質の向上ならびに教員組織としての多種多様な活動全般の向上に資するため、薬学部・薬学総合研究所による組織的なFD活動を実施する。