学長メッセージ

近畿大学は「実学教育」と「人格の陶冶」を建学の精神に、「人に愛され、信頼され、尊敬される」人づくりを教育の目的として、 1925年創立の大阪専門学校と、1943年創立の大阪理工科大学を母体として、1949年に設立されました。本学は創設者・世耕弘一の「学びたい者に学ばせたい」という信念をもとに、医学部から文芸学部さらには通信教育部などを開設し、すべての学部で「実学教育」を実践し、社会で役立てる人材を育成することを目指しています。

現在、日本そして世界を取り巻く環境は大きな変革期にあるといえます。これから日本は、第4次産業革命の技術革新をあらゆる産業や社会生活に取り入れることにより、様々な社会問題を解決していく「Society5.0」を世界に先駆けて実現しなければなりません。様々な分野でAIやIoTの活用により、社会経済の発展のために革新的な技術の開発が必要となります。そこで本学では、多くの産学連携プロジェクトを推進し、分野を超えた専門知識や技能を組み合わせて、教員と学生が一体となり、日々、それらの課題解決に取り組んでいます。

本学は、国際学部の設置やロシアとの学術交流等によりグローバル化を進めています。また、多くの海外の大学と連携協定を結び、キャンパスにも交換留学生の人数が増えています。これからは学生交流に加えて海外との共同研究も推進し、世界水準の魅力をもつ大学として、海外からの教員や学生が集まれるような教育研究環境の整備を推進していきます。

2025年に迎える大学創立100周年を見据え、東大阪キャンパスの大規模整備計画「超近大プロジェクト」を進めています。2017年4月にオープンした新たな学術拠点「ACADEMIC THEATER(アカデミックシアター)」では、マンガ約2万2千冊を含む約7万冊の書籍を独自の図書分類で配架するビブリオシアターや、女性専用室を完備した24時間利用可能な自習室を設置するなど、これまでの常識を覆す今までにない新しい施設を整備しています。

これからも建学の精神を生かし、教育・研究を推進する環境を整え、多様な才能を開花させるべく教職員一同努力してまいります。

学長

細井 美彦
YOSHIHIKO HOSOI
近畿大学学長