Survey or Interview笠井 千秋
力を尽くし仲間と希望を紡ぐ
一人ひとりが輝く組織へ
Bound by strength, driven by hope — a team that shines.


笠井 千秋
KASAI Chiaki
副病院長
Deputy Director
2017年、看護部長就任にあたり、「一人ひとりが輝く看護部組織」を掲げ、組織理念を日々の実践につなげるために、私は「対話する組織」でありたいと願い、歩みを進めてまいりました。
多くのエキスパートが集い、互いを尊重し、学びを深め合いながら、患者さんに最善の看護を提供するための努力を重ねてきました。その歩みは、確かな手応えとともに、看護部の力を育んできたと感じています。
しかし2020年、新型コロナウイルス感染症の流行は、私たちにかつてない試練をもたらしました。感染者受け入れ開始後、困難な闘いが始まりました。防護具の不足、面会制限、そして日常診療業務——張り詰めた緊張感の中で、私たちは一人ひとりが使命を胸に、現場に立ち続けました。
その渦中、医師から寄せられた「直接ケアにあたる看護師を感染から守らなければならない」という力強い言葉は、私たちの背中を押してくれました。事務部をはじめ、メディカルスタッフが一丸となって感染症に立ち向かい、患者さんとご家族を支えた日々は、まさに看護部の理念を体現するものでした。素晴らしい団結と献身に、心から感謝の念を抱いています。
「一人ひとりが輝く」とは、どのような状況下にあっても、自らの力を尽くし、仲間と共に希望を紡ぐこと。
50周年を迎えた今、この経験を糧に、私たちは新病院移転後も、地域と共に歩みを重ねてまいります。
多くのエキスパートが集い、互いを尊重し、学びを深め合いながら、患者さんに最善の看護を提供するための努力を重ねてきました。その歩みは、確かな手応えとともに、看護部の力を育んできたと感じています。
しかし2020年、新型コロナウイルス感染症の流行は、私たちにかつてない試練をもたらしました。感染者受け入れ開始後、困難な闘いが始まりました。防護具の不足、面会制限、そして日常診療業務——張り詰めた緊張感の中で、私たちは一人ひとりが使命を胸に、現場に立ち続けました。
その渦中、医師から寄せられた「直接ケアにあたる看護師を感染から守らなければならない」という力強い言葉は、私たちの背中を押してくれました。事務部をはじめ、メディカルスタッフが一丸となって感染症に立ち向かい、患者さんとご家族を支えた日々は、まさに看護部の理念を体現するものでした。素晴らしい団結と献身に、心から感謝の念を抱いています。
「一人ひとりが輝く」とは、どのような状況下にあっても、自らの力を尽くし、仲間と共に希望を紡ぐこと。
50周年を迎えた今、この経験を糧に、私たちは新病院移転後も、地域と共に歩みを重ねてまいります。