Survey or Interview赤尾 幸恵
近大看護部の理念を継承
医療安全対策強化に向き合う
Building on Kindai University Nursing’s philosophy— advancing excellence in medical safety and care.


赤尾 幸恵
AKAO Sachie
元看護部長
Former Director of Nursing
2008年看護部が大切にしてきた理念「優しさのある心温かい看護の実践」を委ねられ看護部長に就任しました。
看護は、サイエンス(科学的根拠と根拠に基づいた実践)・アート(個々に合わせた対応や思いやり創造性)と言われます。しかし、個人の能力を考慮した人材育成に困惑するなか、2001年には国策として医療安全対策が進められました。
病院としての医療安全管理・感染対策が整備されていくなか、組織文化として充分に根付いていない看護職員の指導・教育が大きな課題でした。
病院としては、病院機能評価受診に向け、病院全体で取り組んでいました。各施設の自助努力が求められ、客観的に自施設を評価し足りないところを整備、強みを認識しより強化する取り組みが実施されました。本当に大変な毎日だったと記憶していますが、看護部も全力で取り組んだと思います。
看護部として取り組む中で、チーム医療の重要性を再認識しました。医師をはじめ、多職種の協力や支援に助けられたことに今でも感謝しております。
2025年、50周年を迎え、11月には病院移転、2026年には念願の看護学部が開設されます。
看護部も奮闘していることと思います。看護師としての経験の中で、新病院移転は誰もが経験できることではないと思います。大変ですが、新病院での看護活動を楽しんでいただきたいと思います。
今後の近畿大学病院の発展を祈念いたします。
看護は、サイエンス(科学的根拠と根拠に基づいた実践)・アート(個々に合わせた対応や思いやり創造性)と言われます。しかし、個人の能力を考慮した人材育成に困惑するなか、2001年には国策として医療安全対策が進められました。
病院としての医療安全管理・感染対策が整備されていくなか、組織文化として充分に根付いていない看護職員の指導・教育が大きな課題でした。
病院としては、病院機能評価受診に向け、病院全体で取り組んでいました。各施設の自助努力が求められ、客観的に自施設を評価し足りないところを整備、強みを認識しより強化する取り組みが実施されました。本当に大変な毎日だったと記憶していますが、看護部も全力で取り組んだと思います。
看護部として取り組む中で、チーム医療の重要性を再認識しました。医師をはじめ、多職種の協力や支援に助けられたことに今でも感謝しております。
2025年、50周年を迎え、11月には病院移転、2026年には念願の看護学部が開設されます。
看護部も奮闘していることと思います。看護師としての経験の中で、新病院移転は誰もが経験できることではないと思います。大変ですが、新病院での看護活動を楽しんでいただきたいと思います。
今後の近畿大学病院の発展を祈念いたします。