近畿大学研究データポリシー

令和7年3月12日

近畿大学は「実学教育」と「人格の陶冶」を建学の精神として創設され、実際に社会に役立つ教育・研究を行う「実学」を目指し、様々な取り組みを行っている。このため、研究活動によって得られた成果を蓄積し、本学における研究力の向上と社会への還元を進めるにあたり、学問研究の過程で得られる研究データの管理・公開・利活用についての原則を以下の通り定める。

(研究データの定義)

1.
本ポリシーが対象とする研究データは、本学における研究活動の過程で研究者によって収集または生成されたものを指し、紙・電子等保存媒体は問わない。

(研究データの管理)

2.
研究データの管理は原則として、研究データを収集または生成した研究者がその研究データの管理を行う権利と責務を有し、研究者は研究データの価値を守るため、それぞれの研究分野の特性を踏まえ、法令や近畿大学の規程等に従って、研究データを適切に管理する。

(研究データの公開・利活用)

3.
研究者は、それぞれの研究分野における特性を踏まえ、法令や近畿大学の規程等によって制限される場合を除き、研究者が保存する研究データを社会に公開し、その利活用を促進する。また、公開にあたっては、利活用を促進するために研究データの品質確保に努めなければならない。

(研究者の責務)

4.
研究者は、前項に掲げる範囲内において、研究データを適切に管理し、可能な限りそれを公開し、利活用に努める。

(大学の責務)

5.
本学は、研究データの管理ならびに公開および利活用を支援する環境を研究者に提供する。

(ポリシーの見直し)

6.
社会や学術環境の変化に応じて、適宜本ポリシーの見直しを行うものとする。

近畿大学研究データポリシーにて定義する用語(PDF:473KB)