グローバルエデュケーションセンターにおける「求める教員像および教員組織の編制方針」
求める教員像
- 1.
- 近畿大学の建学の精神と教育の目的を深く理解し、本学が掲げる国際化ビジョンに基づき、競争と共生が求められる現代社会において、地域の発展と国際社会に貢献できる人材の育成にふさわしい教育上の能力を持つ者。
- 2.
- 国際化推進の7つの基本理念の実現に向けて、独創的な教育・研究を通じて、国際的な視野をもち、主体的に活躍できる人材を育成する地域拠点づくりに貢献できる高い能力と知見を持つ教育者、研究者または実務経験者。学術・文化・スポーツ活動の振興を通じた国際交流拠点としての発展に寄与できる者。
国際化推進の7つの基本方針:
- (1)
- 学内外における国際化・グローバル化推進体制を整備する。
- (2)
- 国際学部を中心とした学内グローバル教育ネットワークを構築する。
- (3)
- 英語を中心とした複数言語運用能力を高め、日本と異文化に対する理解を深めるための教育プログラムを強化し、実践する。
- (4)
- 充実した学生支援策により、国際交流・連携を強化する。
- (5)
- 総合大学の特色を生かし、海外の大学、及びその他教育・研究機関との提携を推進する。
- (6)
- グローバル企業との連携を強化し、学生への国際キャリア支援を行う。
- (7)
- 地域社会の国際的交流を推進し、社会へ貢献する。
- 3.
- 外国語教育学、言語学等の専攻分野に関する一定の研究業績・研究能力を有する者、または外国語教育学、言語学等の専攻分野における実務の経験を有し、かつ、高度の実務の能力を有する者。研究の成果および実務の経験を広く社会に提供することにより社会の発展に寄与する能力を有する者。
- 4.
- グローバルエデュケーションセンターとして、組織・ガバナンス体制の強化、グローバル人材コミュニティの形成、実学重視の独創的な教育・研究の推進、学生支援の充実、地域連携・貢献の促進に貢献できる者。
- 5.
- 教育、研究、社会貢献、そしてグローバルエデュケーションセンターの運営において自らの使命を自覚し、他の教職員と協力して、それらの発展に寄与するとともに、高い倫理性と清廉性を持って遂行できる者。
教員組織の編制方針
- 1.
- 必要教員数
- 「大学設置基準」「大学院設置基準」等の関連法令に基づき、適切な教員を配置する。
- 2.
- 教員編制
- 年齢、性別に考慮した適正な教育組織を編制する。
- グローバル化に対応する国際性を配慮した教員組織を編制する。
- 3.
- 主要授業科目の担当
- 教育上主要と認める授業科目については、原則として専任の教授又は准教授が、主要授業科目以外の授業科目についてはなるべく専任の教授、准教授、講師又は助教が担当する。
- 4.
- 教員の募集・採用・昇任
- 教員の募集は、原則公募とする。
- 教員の採用・昇任では、「近畿大学教員選考基準」「グローバルエデュケーションセンター専任教員選考基準」等の規程を、適切性と透明性を担保して運用する。
- 5.
- 教育内容の改善のための組織的な研修等
- 教員の資質の向上ならびに教員組織としての多種多様な活動全般の向上に資するため、教員対象のFD(ファカルティ・ディベロップメント)活動に参加する。