教育研究等環境の整備に関する方針

近畿大学は15学部・11研究科・1つの学位プログラムを擁する総合大学である。総合大学としてのスケールメリットを存分に生かし、各学部・研究科間を有機的に連携することで独自性のある質の高い教育研究推進体制を構築している。
以下の方針のもと、この教育研究体制をさらに発展させることとする。

1.
校地・校舎の整備
ホームページに掲出している事業報告書に即した環境整備を行い、現有の校地・校舎を更に機能化し、教育研究環境の改善を図る。
2.
ネットワーク環境の整備
ネットワーク環境の改善を図り、西日本を中心に複数のキャンパスを有する本学の教育研究ネットワークの連携を強化する。
3.
学術情報資料の集積と活用
図書館を中心として、電子資料を含めた学術情報資料を収集し最良のアクセスにて提供する。また図書館は各キャンパスと連携協力するとともに、国内外の教育研究機関との相互協力・交流を推進し、学術情報流通の拠点として機能する。
4.
教育研究活動の活性化
社会課題の解決および社会実装の増進等を目的とし、競争的資金や産官学連携による外部研究資金の獲得に積極的に取り組む。さらに本学独自の研究助成制度の運用、研究室の配備、TAやRAスタッフを適切に配置することで教員の教育研究活動の活性化を図る。
5.
情報倫理の涵養
情報化社会への対応として、全学的な情報リテラシー教育を充実させることはもとより、情報の適切な取り扱いに資するため、授業やFD活動などを通して学生・教職員ともに情報倫理の意識を高める。
6.
研究倫理の涵養
研究活動の不正行為防止に向けた教育システムを整備し、運用する。具体的には研究倫理・コンプライアンス等に関するFD研修会を定期的に実施し、研究倫理教育用eラーニングなどを活用することで研究倫理規範への高い意識を涵養する。