国際学部における「求める教員像および教員組織の編制方針」

1.
近畿大学の建学の精神と教育の目的を深く理解し、国際学部のディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシーの3つの教育方針の実現に貢献する者。また国際学部における教育を担当するにふさわしい教育上の能力を持つ者。
2.
コミュニケーション・実践領域(言語実務、ビジネスコミュニケーションなど)、言語文化領域(言語学など)、国際関係領域(政経、国際貢献など)、人文社会領域(地歴、地域学、芸術など)のいずれか、または複数領域において優れた研究業績・研究能力を有する者、または上記分野における実務経験・実務能力を有する者。本学部の専攻言語である英語、中国語、韓国語のいずれかにおいて優れた研究業績および高いコミュニケーション能力を有する者。研究の成果および実務の経験を広く社会に提供することにより社会の発展に寄与できる者。
3.
教育、研究、社会貢献、そして近畿大学・国際学部の運営において自らの使命を自覚し、他の教職員と協力して、それらの発展に寄与するとともに、高い倫理性と清廉性を持って遂行できる者。

教員組織の編制方針

1.
必要教員数
「大学設置基準」等の関連法令に基づき、適切な教員を配置する。また、収容定員に対する教員一人あたりの学生数を考慮した教員組織を適切に編制する。
2.
教員編制
  • 若手教員(40歳以下)の採用により、教員の年齢構成を適切な形とする。
  • 女性教員の採用により、教員の男女比率を適切な形とする。
  • グローバル化に対応するための国際性を考慮し、外国人(ネイティブ)教員の割合を適切な形とする。また、英語での教育(授業、学生指導等)および留学生が受講可能な科目をより一層拡充すべく、母語の如何を問わず英語運用能力を有する教員の採用を進める。
  • 本学出身教員の割合を高める。
  • 研究力の強化を推進し、学外への情報発信力の高い教員採用を進める。
  • 卓越した実務経験者を念頭に多角的な採用を進める。
3.
主要授業科目の担当
カリキュラム上主要と認める授業科目(必修科目、専門基礎科目、専門発展科目)については、原則として専任の教授、准教授、講師が担当する。
4.
教員の募集・採用・昇任
  • 教員の募集は、原則公募とする。
  • 教員の採用・昇任では、「近畿大学教員選考基準」、「国際学部 教員資格選考基準」、「国際学部 研究業績評価指標」、「国際学部 専任教員任用・昇任審査に関する内規」、「国際学部 教員公募に関する内規」等の規程を、適切性と透明性を担保して運用する。
5.
教育内容の改善のための組織的な研修等
教員の資質の向上ならびに教員組織としての多種多様な活動全般の向上に資するため、国際学部における組織的なFD活動を実施する。実施主体は国際学部運営協議会およびFD委員会とする。