工学部における「求める教員像および教員組織の編制方針」

求める教員像

1.
近畿大学の建学の精神と教育の目的を深く理解し、工学部のディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシーの3つの教育方針の実現に貢献する者。また、工学部における教育を担当するにふさわしい教育上の能力を持つ者。
2.
工学(等)の専攻分野に関する一定の研究業績・研究能力を有する者、または工学(等)の専攻分野における実務の経験を有し、かつ、高度の実務の能力を有する者。研究の成果および実務の経験を広く社会に提供することにより社会の発展に寄与する能力を有する者。
3.
教育、研究、社会貢献、そして近畿大学・工学部の運営において自らの使命を自覚し、他の教職員と協力して、それらの発展に寄与するとともに、高い倫理性と清廉性を持って遂行できる者。

教員組織の編制方針

1.
必要教員数
  • 各学科収容定員に対する教員一人あたりの学生数に考慮した教員組織を適正に編制する。
    ただし、実験系学科についてはより多くの教員が必要となるため、この限りではない。
2.
教員編制
  • 年齢、性別に考慮した適正な教員組織を編制する。
  • グローバル化に対応するため、国際性に考慮した教員組織を編制する。
3.
主要授業科目の担当
  • 教育上主要と認める授業科目については、原則として専任の教授又は准教授が、主要授業科目以外の授業科目についてはなるべく専任の教授、准教授、講師又は助教が担当する。
4.
教員の募集・採用・昇任
  • 教員の募集は、原則公募とする。
  • 教員の採用・昇任では、「工学部専任教員昇格・採用業績評価指標」に基づき運用する。
5.
教育内容の改善のための組織的な研修等
  • 教員の資質の向上ならびに教員組織としての多種多様な活動全般の向上に資するため、工学部およびシステム工学研究科における組織的なFD活動を実施する。