食品栄養学科について

概要
Vision
総合大学の利点を最大限に生かし、近畿大学病院などの医療現場で実践力を磨く

食品栄養学科では、人間生活の基礎要素である食・栄養・健康に関する問題を基礎から応用まで研究するとともに、管理栄養士養成課程として地域、福祉、医療などの現場で活躍できる人材を育成しています。臨床系科目を多く取り入れたカリキュラムを設定し、資格取得だけに重きを置かず、研究やプレゼンテーション能力も持つ、総合力のある管理栄養士を養成しています。また医学部や近畿大学病院、薬学部と連携した実習を行うなど、総合大学のメリットを最大限に活用し、近畿大学病院での栄養指導や給食管理、臨床・カウンセリング実習などで実践力を磨きます。それとともに、チーム医療、ベッドサイドの栄養指導教育なども強化し、「食と健康」の未来を見据えたプロの管理栄養士をめざします。
TOPICS
・食品栄養学科 1年生が西洋料理テーブルマナー講習会に参加しました
・食品栄養学科3年生の実習先で、ウオクニ(株)の管理栄養士とのコラボレーションによるヘルシーランチが大好評を博しました。
・H29年度食品栄養学科 新入生歓迎会の報告
2017.04.08
・農学部×医学部奈良病院「食事満足度向上プログラム」の取り組みが、毎日新聞で紹介されました。
2017.01.24
・奈良県中央卸売市場で開催されました、「冬の市場まつり」に今年度も食品栄養学科学生有志一同が参加しました。
ヘルスチーム菜良
・飛鳥祭や各種イベントで屋台を出しています。
2014年にまほろば健康パークで開催された「おでかけ健康フェスタ」や「飛鳥祭」で屋台を出店しました。
管理栄養士養成課程の卒業生による情報交換会
Close Up
管理栄養士国家試験対策
合格率100%をめざし、万全の体制で学生を指導します
低学年:管理栄養士国家試験専門業者と共同して作成した本学独自の「低学年用模擬試験問題および復習教材」を用い、知識の定着を図ります。
3年生:全国規模の管理栄養士国家試験模擬試験にチャレンジして、実力を確認します。さらに、過去の国家試験問題に解答することで、早期に苦手科目を把握します。
4年生:週3回の国家試験対策授業(特別講義)を開講し、出題科目の総復習を行います。夏期講習、冬期講習、国家試験直前講座、ミニ講義などさまざまな対策授業も用意しています。さらに、学内・学外の模擬試験を定期的に受験することで習熟度を確認し、レベルアップを図っていきます。管理栄養士の知識および技術を修得した本学科の卒業生は、人々の食と健康を支えるスペシャリストとして、社会で活躍しています。

近畿大学病院、近畿大学奈良病院と連携した充実の実習
臨床系に強い管理栄養士を育成
近年、管理栄養士の職域は拡大傾向にあり、食品栄養学科では実践的な管理栄養士を養成するため、実習を重視しています。食品の特性を理解し、調理の基礎を修得する調理学実習をはじめ、近畿大学病院、近畿大学奈良病院で実践的に学ぶ栄養カウンセリングに関する実習、臨床栄養を学ぶ臨地実習科目などを実施。大学病院を持つ総合大学のメリットを生かし、臨床系に強い管理栄養士を育てます。また、チーム医療、ベッドサイドの栄養管理、臨床栄養系科目、栄養カウンセリング系科目の充実を図っています。臨床系を中心に、福祉系、行政系、教育系、産業系、スポーツ系など幅広く活躍できる人材を養成しています。

臨床系における管理栄養士の役割
Nutrition Support Team(NST)
低栄養が存在する、あるいはそのリスクがある傷病者に対して、栄養状態の改善を図るために結成される医師・看護師・薬剤師・管理栄養士などからなる医療チームのこと。NST実施により患者さんの回復が促進されることから、各病院で積極的に導入されています。