学科長挨拶

これからの日本農業に必要なのは農学を学んだリーダー的人材

近年、わが国の農業を取り巻く状況はますます厳しくなっています。特に大きな問題は3つ。1つめは、温暖化による猛暑で夏季の施設園芸が難しくなっていることです。2つめは、基幹的農業従事者の数が200万人を下回り、その平均年齢は66歳で高齢化が進んでいることです。3つめは、背景に複雑な貿易問題があるにせよ、安価な農産物の輸入が増え、食料自給率が38%まで低下していることです。

この様な喫緊の課題を解決するには、革新的な研究・開発だけでなく、先端農業に精通し、それらを現場で実践するため、自らの頭で考え、主体的に行動できるリーダー的人材(グローバル・リーダー)が必要となります。ピンチはチャンスでもあります。農業は伸びしろの大きい産業と考えられ、大手企業が異業種から次々と参入しています。20年後には日本の主流産業となる、という経済予測もあります。本学科は、「探る・作る・儲ける・尖る」のコンセプトのもと、こうした社会的要請に応えるべく、研究・教育を行っています。

林 孝洋 TAKAHIRO HAYASHI 教授
林 孝洋
TAKAHIRO HAYASHI
教授