進路

活躍出来る分野

管理栄養士国家試験の合格率は、毎年ほぼ100%。大学院への進学率は1割前後ですが、ほとんどの学生がこの資格を活かした就職を果たしています。健康志向が強まる現代、食の学問の重要性はますます高まっており、病院、医療・福祉施設、健康・スポーツ系施設のほか、保健所、事業所などの幅広い分野で、多くの卒業生が活躍しています。また、小・中学校で食に関する指導を行う栄養教諭免許の取得も可能となるなど、食と健康のスペシャリストとしての活躍の場は、さらに広がっています。

目標とする資格

管理栄養士国家試験の合格をめざし、国家試験対策講座など、万全の態勢で学生をバックアップしています。
また、教職課程の所定科目の単位を修得することで栄養教諭一種免許状を取得できます。「健康づくりと運動プログラムの授業」では、健康運動実践指導者の認定試験受験資格取得が可能です。

  • 栄養士
  • 健康運動実践指導者(定められた単位を修得することで在学中に認定試験受験資格が得られる)
  • 食品衛生管理者・監視員
  • 栄養教諭一種
  • 中学校・高等学校教諭一種(理科)

卒業後受験資格が得られる資格

  • 管理栄養士(卒業後受験資格が得られる資格)

卒業論文のテーマ例

卒業論文のテーマを決定するにあたり、第一に考えるのは学生の興味と希望です。どういったことに興味を持っているのか、どのようなことを調査・研究したいのかを学生とじっくり話し合い、各研究室の研究内容とすり合わせて卒業論文のテーマを選定していきます。総合大学のメリットを生かして近畿大学病院などでの研究や東大阪キャンパス体育会クラブとの共同研究も可能です。また、研究テーマによっては大学以外の施設(介護施設や保健所などの公共施設)で調査・研究を実施する場合もあります。その際、担当教員は、研究遂行のために責任を持ってバックアップします。

  • 胎児期の栄養環境が出生後の
    生活習慣病発症に及ぼす影響
  • ものづくり村(菜園活動)を活用した栄養教育の実践
  • 視覚障害者のための食空間における快適な色提案
  • 食品の抗酸化活性能の評価、
    活性成分の同定に関する研究
  • 血管内皮細胞のLPS刺激に対するアントシアニンの効果
  • 医食農連携を基盤とした慢性腎臓病の新たな食事・
    栄養療法の開発とその実践
  • 成長期における骨量増加因子の解明