応用生命化学科について

応用生命化学科について

概要

Vision

生物を化学的視点から理解し、豊かな未来を創造できる人材を育成

生物を化学的視点から理解し、豊かな未来を創造できる人材を育成

応用生命化学は、人口の増加に伴うエネルギー危機や食糧危機、健康問題など、人類が地球規模で直面する諸問題を解決する鍵として注目を集める学問です。本学科では、生物の特性を生かした、さまざまな研究を展開しています。生命、資源、食糧、環境の4つの柱のもと、機能性食品の開発、微生物代謝物や未利用植物資源の活用、生活を豊かにする研究に取り組んでいます。また、最先端技術を駆使し、マツタケの人工栽培、農薬・医薬品などの、実社会に役立つモノづくりにも挑戦しています。実学志向の環境のもとで、生物を化学的視点から理解し、産業界で即戦力となる人材を育成します。

TOPICS

酒類試験製造免許取得(清酒・ビール・果実酒・甘味果実酒)

近畿大学農学部・応用生命化学科ではお酒の製造技術を通してバイオテクノロジー技術の基礎が学べます(2006年8月~)。

日本酒(清酒)の発酵過程には、麹菌、乳酸菌、酵母といった複数の微生物が関与しています。そのため、良い製品を作るためには、これらの微生物の働きをよく理解し、微生物たちがより働きやすい環境を整えることが大切です。よって、日本酒の製造工程には、微生物を利用して、人間に有用なものを作る技術のヒントがたくさん隠されており、バイオテクノロジー技術の宝庫といえます。
応用生命化学科では、清酒・ビール・ワインなどの製造実習を通じて、お酒の発酵に必要な技術を学ぶだけでなく、基礎的・応用的なバイオテクノロジー技術も学ぶことができます。

実習風景(生物学実験Ⅱ)

発酵生産実験(食品からの乳酸菌の純粋分離と分離菌を用いたγ-アミノ酪酸(GABA)生産、乾燥果実からの酵母の純粋分離と分離酵母を用いた炭酸飲料製造、ビール醸造)
乳酸菌の定義について学び、食品から乳酸菌や酵母を分離する手法を習得し、醗酵生産について学びます(乳酸菌によるGABA生産、アルコール発酵)。

ビールの素(麦汁)の調整

ビールの素(麦汁)の調整

ホップ入り麦汁の調製

ホップ入り麦汁の調製

種菌酵母の植菌

種菌酵母の植菌

・応用生命化学科 伊原 誠 講師が日本農芸化学会 農芸化学奨励賞を受賞しました
2018.03.29

・応用生命化学専攻の青木 香奈 さんが第15回日本小児栄養研究会にて優秀演題を受賞しました
2018.03.13

・応用生命化学専攻の野口 晃さんが、JSBBA KANSAI 4th Student ForumでMost Influential Presentationを受賞しました
2017.11.14

・農薬研・制御研創立50周年記念祝賀会を開催しました。
2017.05.23

Close Up

食品に関連する微生物についての研究

夢の技術、マツタケの人工栽培に取り組む
[食品微生物工学研究室]

シイタケやシメジなど、さまざまな種類のきのこが店頭に並ぶ昨今、高級食材として珍重されるマツタケは、いまだ人工栽培技術が確立していないのが現状です。そもそもきのこは、その発生メカニズムが完全に解明されてはいません。特にマツタケは、数値化できないデータが多く、論文が書きにくいという難点も。「ほぼ不可能」とも言われるマツタケの人工栽培研究に本腰を入れて取り組んでいるのが、食品微生物工学研究室です。日々、きのこの生態と向き合いながら、夢の技術であるマツタケの人工栽培化をめざしています。

学科紹介動画