教員・研究員紹介
環境・土木・建築
環境・土木・建築の教員及び研究室について紹介します。
※研究室は、2025年度のものです。2026年度は変更になる場合があります。
安福 勝(あぶく まさる)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 建築環境工学研究室
建築環境工学
建築物の快適性・省エネ性・耐久性を研究しています。
岩田 範生(いわた のりお)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 振動工学研究室
構造工学
建築物に対して大地震のみならず、中小地震や風に対する振動も含めた総合的な安全性・快適性を確保するため、減衰性能の把握とその向上手法、および減衰を考慮した耐震設計の在り方を研究しています。
岩前 篤(いわまえ あつし)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 建築環境システム研究室
建築環境工学、熱・湿気・空気環境、建築設備
建築物、特に住宅の省エネ化・ゼロエネ化、健康・快適化、さらなる長期耐久化を目的として、新しい材料や構法の開発と評価を行っています。社会調査、実験室実験、数値シミュレーション、目的に応じて様々なアプローチを使い分けることの特徴です。
大塚 哲平(おおつか てっぺい)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 先進環境応用学研究室
エネルギー材料、水素同位体科学、物質輸送、放射線-物質相互作用
水素や放射性物質を材料中に安全に閉じ込めるための研究を行っています。水素や放射性物質が材料中でどのように動いているのかを調べる実験や計算機シミュレーションモデリングに取り組んでいます。
岡田 昌彰(おかだ まさあき)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 景観工学研究室
景観工学,土木史,産業遺産,土木遺産,ヘリテージスタディ
景観の評価、土木史を研究しています。私たちの身近にある景観を地域の財産として活用、デザインすることを考えます。課題を身近なところから発見し、それを解決する方法を研究しています。
沖中 知雄(おきなか ともお)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 環境材料力学研究室
材料力学・応用力学・画像計測
構造物が壊れる際にき裂と呼ばれるひび割れが数百メートルで枝分かれしながら広がります。そこでどんなことが起きているのか、実験とコンピュータシミュレーションを使って検証します。
奥富 利幸(おくとみ としゆき)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 空間理論研究室
建築歴史・意匠
近代は飛躍的な技術革新を背景として、建築のグローバル化が進んだ時代です。その過程において建築は何を取捨選択してきたのか。建築を取り巻くさまざまな社会背景から建築空間形成の核心を考えて行きます。
垣田 博之(かきた ひろゆき)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 設計・デザイン論研究室
建築設計、建築デザイン、デザイン論
模型や図面を通じて実際に手を動かしながら考え、つくるプロセスの中で発見するトレーニングを実践しています。また、建築設計を「環境と技術のインテグレーション」という視点でとらえた、現代建築が新しい形態や空間構成を生み出している背景を研究しています。
河井 克之(かわい かつゆき)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 環境地盤工学研究室
地盤工学、地盤環境学、防災工学
土粒子、水、空気から成る三相混合体で、その構成割合によって複雑な挙動を示す地盤材料を忠実にモデル化し、斜面崩壊や土壌汚染といった地盤災害をシミュレーションすることで問題解決への糸口を探ります。
佐野 到(さの いたる)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 環境情報科学研究室
エアロゾル、リモートセンシング
エアロゾル情報は、PM2.5に代表される大気汚染情報、気象現象における雲特性の変化、地球温暖化抑制効果の把握などのため注目されています。エアロゾル情報把握のため、地球規模の衛星観測、ローカルな地上計測を含めて、さまざまな角度から研究しています。
髙岡 伸一(たかおか しんいち)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 建築・都市コモンズ研究室
建築設計、近現代建築史、まちづくり
大阪を主なフィールドに、近現代建築史研究と建築ストックの改修設計、そこから導かれる建築の価値を社会で共有するための方法論を総合的に研究することで、「生きた建築」による建築・都市コモンズ学を探求しています。
竹原 幸生(たけはら こうせい)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 環境水理学研究室
水工学
海洋での気体輸送現象や、微生物の運動に関連する周囲の流れ場など、広範囲な研究を行っています。また、本学で開発された世界最高速のビデオカメラで、水滴や気泡の現象を観察しています。
中口 譲(なかぐち ゆずる)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 地球化学研究室
海洋地球化学
地球上にはさまざまな物質が存在するが、その中でも生物に必須な元素の地球上における循環メカニズムの解明を行います。
長澤 康弘(ながさわ やすひろ)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 建築環境設備研究室
建築環境工学、建築設備工学、温熱・空気環境
建物内に居住する人々が快適で健康に暮らすための室内環境を最小限のエネルギー消費によって実現するための環境設備システムの計画・解析・評価に関する研究を行っています。
野田 博(のだ ひろし)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 耐風構造研究室
風工学、数値流体計算、リスク評価
最近では、日本近郊の海水温度の上昇に伴い、台風や竜巻といった強風に起因する災害が増加しています。その強風に対する建物の安全性あるいは強風そのものについて研究しています。
東山 浩士(ひがしやま ひろし)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 複合構造学研究室
構造工学、橋梁工学、メインテナンス工学
安全・安心・快適な生活のため、新しい材料・構造の開発、設計方法の検討、既存構造物のメインテナンスを研究しています。実験や解析で材料や構造物に触れ、現象をみることで理解を深めます。
平栗 靖浩(ひらぐり やすひろ)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 建築・都市音環境研究室
建築・都市音環境
建築・都市空間における音環境に関する研究をしています。現在の主要テーマは都市騒音の評価技術や会話しやすく快適なカフェの音響設計、音による移動支援、スポーツで発生する音の知覚です。
渕端 学(ふちはた まなぶ)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 熱エネルギー変換工学研究室
燃焼工学
有害物質や炭酸ガス排出量の少ない燃料・燃焼技術を考えます。植物起源のバイオマスから製造できる各種の燃料について、小規模・高効率・低公害に燃焼させる技術を研究しています。
麓 隆行(ふもと たかゆき)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 環境材料学研究室
コンクリート工学、建設材料学、環境材料学
載荷,乾燥,加熱,凍結など,多様な環境下での建設材料(コンクリートなど)の基本的な性質や劣化メカニズムを,3次元のX線CT画像を用いた可視化手法により解明しています.また,その結果から,リサイクル材料の利用方法や人工岩石の開発など,有用な利用方法や材料の製造法について考案しています.
堀口 徹(ほりぐち とおる)
- 職名
- 教授
- 研究室
- プロジェクトデザイン研究室
現代建築理論、デザイン教育、建築映画
建築デザイン(教育)を「プロジェクト・ワーク」「デザイン・シンキング」など協働や発想の方法やスキルとして捉えています。具体的には、異文化交流型建築デザインワークショップ、映画と都市・建築に関するリサーチとフィールドーク、画像・動画から三次元データを生成するテクノロジーの活用など、建物を建てることに限らない建築デザインの可能性を探るようなプロジェクトや研究をしています。
牧 輝弥(まき てるや)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 環境微生物研究室
微生物生態学、バイオエアロゾル学
大気、水圏、土壌に生息する微生物(細菌やカビなど)を採取し、その生態学的特徴を、環境ゲノムDNA解析を使って調べ、健康や生態系への影響を解明します。人の生活に役立つ微生物も、分離培養し探索しています。
松井 一彰(まつい かずあき)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 環境生物科学研究室
都市微生物生態学・生態系影響評価
2030年には世界人口の60%が都市部に集中すると言われています。都市の地下には下水道が張り巡らされていますが、海や川と違って、下水道の生態系はほとんど明らかにされていません。本研究室では、国内外の研究者と協力しながら、地下に拡がる「人工水域生態系」の仕組みを解明し、病が蔓延しない衛生的な「まちづくり」に貢献することを目指しています。
松岡 聡(まつおか さとし)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 建築・都市デザイン研究室
建築計画 建築設計 都市デザイン
フィールドワークと分析を通して都市の性質を捉え、建築デザインを通して都市のあり方を提案しています。
松宮 智央(まつみや ともひろ)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 耐震構造研究室
鋼構造、耐震構造
我が国は世界でも有数の地震大国です。人々が安心して暮らせるように、鋼構造建物の耐震安全性の向上に役立つ研究を行っています。
森本 健志(もりもと たけし)
- 職名
- 教授
- 研究室
- リモートセンシング工学研究室
大気電気学、リモートセンシング工学、電磁環境
電磁波の放射などの特性を用いて、対象物の性質を遠隔から計測するリモートセンシング技術を応用し、災害を引き起こす現象や地球環境などを観測対象とした、機器の開発や観測、解析を行っています。
柳原 崇男(やなぎはら たかお)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 福祉環境計画学研究室
交通計画
工学、福祉、心理・認知科学などの多様な視点から、人と社会環境とのかかわりについて研究をします。特に、最近では、障害者の自立生活を支援する設備などの研究開発も行っています。
山口 健太郎(やまぐち けんたろう)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 居住福祉研究室
建築計画学
ものづくりには利用者のニーズや生活像を捉えることが必要不可欠です。高齢者や障がい者など自らの意思を伝えることが困難な方々の要求を、さまざまな調査方法から汲み取り、これらの人々にとって望ましいモノ・建築・地域のあり方について研究しています。特に高齢者施設では、福祉用具から建築、地域計画まで総合的に研究を行っています。
脇田 祥尚(わきた よしひさ)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 都市計画研究室
都市計画、建築計画、まちづくり、
都市計画・建築計画の知識・技術をベースに、日本ならびに東南アジアをフィールドに、地域固有の都市・集落・住居の空間構成原理を明らかにするとともに、地域の課題解決を視野にいれながら、地域共生の市民まちづくりの推進手法に関する実践的研究を行っています。
高野 保英(たかの やすひで)
- 職名
- 准教授
- 研究室
- 水環境計測学研究室
環境計測学、水文学
様々な温度・水分環境計測機器や高速度ビデオカメラ・X線CT・電子顕微鏡などを使って、主に土壌中や都市の熱・水分環境を調べています。
高畠 知行(たかばたけ ともゆき)
- 職名
- 准教授
- 研究室
- 海岸工学研究室
水工学,河川工学,海岸工学,防災工学,都市工学
実験,流体解析,AI,AR/VR,現地調査,質問紙調査など様々な研究手法を統合し,水害から安全であるとともに,自然豊かで魅力的な人間社会や将来の水の有効な利活用を実現するための研究を行っています.
多田 昌裕(ただ まさひろ)
- 職名
- 准教授
- 研究室
- 交通情報学研究室
交通情報学、人間行動センシング、ウェアラブルコンピューティング
安全で安心な交通社会実現のため、ICTによって、自動車や自転車を運転する「ひと」一人一人の個性を把握し、その人に合わせた安全支援を行うシステムの研究を進めています。
中島 晃司(なかしま こうじ)
- 職名
- 講師
- 研究室
- 地盤安全工学研究室
地盤工学
気候変動にともなう豪雨により、河川堤防などの地盤構造物の被害が甚大化しています。模型実験や画像解析、数値シミュレーションによって、安全性低下の原因やメカニズムを調査する研究を行っています。