教員紹介

安福 勝

安福 勝
教授
所属 建築学部 建築学科 
総合理工学研究科
学位 Ph.D.
専門 建築環境工学
ジャンル 文化/現代建築
コメント 断熱材、吸放湿材の物性、雨が建物に及ぼす影響、建築・文化財の塩害等について研究しています。4年間ベルギーにて研究し学位を得ました。その後、スイスで1年間の研究生活を経験しています。
備考 <報道関連出演・掲載一覧>
●2020/6/27
 朝日放送「おはよう朝日・土曜日です」
 換気について
リサーチマップリンク https://researchmap.jp/read0112104

研究活動情報

研究分野

  • 社会基盤(土木・建築・防災), 建築環境、建築設備

研究キーワード

材料科学, 建材, 空気質, 健康, 快適性, 文化財, 断熱, カビ, 雨, 耐久性, 結露, エネルギー, 湿気, 熱, 建築物理, 建築環境工学, mould, driving rain, wind-driven rain, rain

論文

  1. Investigation of the transport properties for saline water in porous materials - Modeling of the permeability coefficient for saline water-
    K. Sakai; N. Takatori; D. Ogura; S. Wakiya; M. Abuku
    Journal of Physics: Conference Series  2069  (1)  2021年12月2日 
  2. Influence of wall composition on moisture related degradation of the wall surfaces in Hagia Sophia, Istanbul
    Etsuko Mizutani; Daisuke Ogura; Takeshi Ishizaki; Masaru Abuku; Juni Sasaki
    Journal of Building Physics  174425912199601-174425912199601  2021年3月1日  [査読有り]
  3. 保存科学研究集会 遺跡保存に関する最近の動向
    独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所埋蔵文化財センター; 宇野,朋子; 伊庭,千恵美; 山田,皓貴; 中嶋,麻起子; 益枝,大輔; 高田,暁; 鉾井,修一; 脇谷,草一郎; 安福,勝; 犬塚,将英; 小椋,大輔
    埋蔵文化財ニュース : 保存科学研究集会 遺跡保存に関する最近の動向  179  1-58  2020年3月31日 

MORE

書籍等出版物

  1. IEA Annex 41, Whole Building Heat, Air and Moisture Response, Applications, Indoor environment, energy, durability (分担執筆)5章2節,M. Abuku,H. Janssen,S. Roels,pp.154-157 , Acco,Leuven,Belgium , 2008年

講演・口頭発表等

  1. Analysis of the impact of cell geometry and swelling on vapor permeability of wood , D. Derome; 安福 勝; J. Carmeliet , IV European Conference on Computational Mechanics (ECCM 2010) , 2010年5月
  2. An onset to whole building simulation: wind-driven rain impact on mould growth risk, indoor climate and energy consumption , 安福 勝; H. Janssen; S. Roels , Building Simulation 2009 (BS2009) , 2009年7月

MISC

  1. 多孔質材料中の硫酸ナトリウムの塩析出の定量評価と飽和透水係数の推定におけるCTの利用可能性 , 水谷悦子; 水谷悦子; 小椋大輔; 安福勝 , 日本文化財科学会大会研究発表要旨集 , 39th , 2022年
  2. 放射光X線CTを用いた焼成レンガにおける硫酸ナトリウム塩の析出性状の定量化と飽和透水係数に対する影響 , 水谷悦子; 水谷悦子; 小椋大輔; 安福勝 , 日本建築学会大会学術講演梗概集・建築デザイン発表梗概集(CD-ROM) , 2022 , 2022年
  3. 地盤に接する文化財の脱塩に関する研究-多孔質材料中における塩溶液の移動特性の検討- , 酒井紘太郎; 高取伸光; 小椋大輔; 脇谷草一郎; 安福勝 , 日本文化財科学会大会研究発表要旨集 , 38th , 2021年

MORE

受賞

  1. 1) 国際誌 "Building and Environment", 学術論文"Impact, absorption and evaporation of raindrops on building facades"に対して,2009 Best Paper Award for a Young Author

共同研究・競争的資金等の研究課題

  1. 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, ダイナミックインシュレーションの外装仕上げ簡易化と熱損失低減効果向上に関する研究 , 地方独立行政法人北海道立総合研究機構
  2. 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 歴史的建造物に用いられる凝灰岩の保存状態と水分特性に関する研究 , 武庫川女子大学
  3. 日本学術振興会, 科学研究費補助金・挑戦的研究(開拓), X線CTを用いた多孔質材料内部の歪の分布測定と熱&水分移動・応力・歪連成解析(課題番号19H05511)

MORE