語学教育

在学生向け情報

理工学部の英語教育では、リスニングやリーディングを徹底することで受信型スキルを養うとともに、英文を音読したり、日本語や英語で意見交換をする、文章にまとめる、発表するなどの活動を通して、発信型スキルも養い、総合的能力を養うことをめざしています。また、諸外国の多様な言語を通して、それぞれの文化に固有の伝統や考え方を理解するための重要な柱として第二外国語教育を位置づけ、さまざまな言語を学べる機会を設けています。

第二外国語科目

理工学部の語学教育の特色

  1. 各個人の英語力に応じた習熟度別クラス
    英語科目については、プレイスメントテストの結果にもとづく習熟度別クラス編成を行っています。個人の英語力に応じて段階的に英語力を向上させることを目指します。
  2. ネイティヴ講師による英会話クラス
    「オーラルイングリッシュ1・2・3・4」の授業は、ネイティヴスピーカーの講師による少人数クラスで行われます。
  3. 理工学部オリジナルテキスト『First Year in RIKO』
    1年次の必修科目である「英語演習1・2」の授業では、「近畿大学理工学部」に特化した教科書を使用します。これは近畿大学、とりわけ理工学部とその学生、および学生生活についてのさまざまな事柄を、英語で知り、学ぶことができるように特別に編成したテキストです。単なる英語の教科書とは異なり、理工学部の学生のみなさんが、大学や理工学部ついて、英語を通して知識を深め、自分の学生生活について英語で表現できるようになるだけではなく、教科書を通して得た知識を学生生活や人生設計にも役立ててもらいたいという思いを込めて作られています。
    このテキストでは、「読む・聞く・話す・書く」という英語の4技能が、多彩な演習問題を通じてバランスよく身に付くように配慮してあります。さらに、代表的な英語の資格試験であるTOEIC® Listening and Reading Testに対応した演習問題も収録されています。

    FIRST YEAR IN RIKO 2021

  4. TOEIC®対策を重視
    入学時にTOEIC Bridge® Listening & Reading Testsをプレイスメントテストとして使用します。その後、1年次と2年次は全員が各学年末にTOEIC ® Listening & Reading Testを受験し、TOEIC ® Testにおける段階的なスコアアップを目指します。
  5. 英語能力試験による単位認定
    TOEIC® Listening & Reading Test・TOEFL®・IELTS™・英検®で取得したスコアや級が、理工学部の外国語科目の単位として認定されます。
  6. 海外語学研修による単位認定
    近畿大学のグローバルエデュケーションセンターで申し込むことができる英語・中国語・韓国語圏の大学での短期語学研修プログラム(夏休みまたは春休み中の約1か月間のプログラム)に参加して一定の成績をおさめると、理工学部の外国語科目の単位として認定されます。
  7. 第二外国語科目
    理工学部では、英語以外に、4つの第二外国語の授業が開講されています。
    1年次科目では、新しい外国語に慣れ親しみ、初歩的なコミュニケーションが図れるようにするために、文字、発音、基本語彙と表現、文の構造などを学び、「読む・聞く・話す・書く」というバランスの取れた言語運用に不可欠な基礎的知識を習得します。
    その後、2年次科目では、1年次に学んだ知識をもとに、その言語のさらにスムーズな運用ができるように、比較的長い表現を聞き取って、自分でも言えるように練習したり、平易な文章を読みこなし、手紙や簡単な文章を書ける能力を養います
  8. 語学学習施設・プログラム・イベント
    近畿大学では、授業以外の場で更に語学を学ぶ意欲のある学生のみなさんが利用できる施設やプログラムが充実しています。それらも活用して、語学力をさらに向上させることができます。

理工学部の外国語カリキュラム

  • 応用化学科では、「科学技術英語1・2」は必修
  • 情報学科では、3年次に進級するには、それまでに第二外国語科目(ドイツ語総合・フランス語総合・中国語総合・韓国語総合)から2単位以上を習得していることが必要
  • 「ドイツ語総合1・2」「フランス語総合1・2」「中国語総合1・2」「韓国語総合1・2」では、同一言語の「総合1」と「総合2」を継続して履修すること。
  • 「ドイツ語総合3・4」「フランス語総合3・4」「中国語総合3・4」「韓国語総合3・4」を履修するには、同じ言語の「総合1」または「総合2」のいずれか一科目の単位を修得済みであることが必要。

必修科目

1年次

英語演習1・2

この授業では、基礎的な総合的英語能力を養います。教材として,近畿大学および本学理工学部に特化したオリジナルの教科書を使用し、リスニングや音読、パラグラフ・リーディング等を通して受信型スキルを習得します。同時に、ライティングやダイアローグおよびプレゼンテーション等のさまざまなタスクを通して、発信型スキルも養成します。

オーラルイングリッシュ1・2

Following the completion of this course, students should feel more confident in their English communicative skills, allowing for more successful international travel. Moreover, these communication skills are essential for participation in today's global society. These skills will also be useful if you pursue graduate studies.

2年次

TOEIC1・2

英語資格試験のひとつであるTOEICと同じ形式の演習問題に取り組みます。基本的な英語の語彙とTOEICによく出題される語彙を習得することに重点を置くとともに、リスニング能力、文法や英文の読解能力の向上のための訓練を行います。

選択必修科目

2年次

オーラルイングリッシュ3・4

Following the completion of this course, students will be able to give short and simple presentations using English. This will be beneficial for students who continue studying in graduate school or those who work for international companies and organizations. The skills of presentation and speech are also transferable when presenting in any language, thus making the students better and more confident communicators.

3年次

ライティング1・2

この授業では、正しい英文を書き、発表する技術を身につけます。英文法の知識を整理し、語彙を増やしながら、自分の身のまわりの事柄や出来事を英語で表現できるようにします。さらに、仕事で使うメールや、さまざまなテーマに関するまとまった文章を論理的に書く練習を通して、自分の意見やメッセ-ジを英語で正しく伝える力を養います。

科学技術英語1・2

理工学分野では、英語の専門書や学術論文からの情報収集、国際的な学術雑誌における研究成果発表、国際学会やビジネスに関わる会議でのプレゼンテーション、海外の研究者やビジネスの相手との情報交換など、英語を使ったコミュニケーションの機会が多くあります。この授業では、将来技術者・研究者を目指す理工系学生を対象とし、各自が持つ専門知識を活かしながら、専門分野で必要な英語コミュニケーション能力を養います。

選択科目

1年次

ドイツ語総合1・2

日常のさまざまな場面で使われる会話体のテキストに従って、文法事項の説明、語彙や表現の聴き取り、口頭練習などを段階的、反復的に行ない、ドイツ語の基本的な仕組みを学びます。またテキストの内容に関連して、ドイツ語圏の事情についても紹介します。

フランス語総合1・2

フランス語は世界第二の国際語であり、世界の人々が英語の次に学ぶ言語です。しかも英語と共通する単語も多いので、簡単に学ぶことができます。この講義では、フランス語を聞き、話し、読み、書くためのバランスの取れた能力の育成を目指します。基本的な文法を、日常的な会話文をもとに楽しく学び、簡単な文章も読めるレベルまで進んでいきます。

中国語総合1・2

中国語を聞き、話し、読み、書くことに慣れ親しみ、初歩的な中国語を用いてコミュニケーションが図れるようにします。中国語総合1では、中国語の音節構造を理解し、発音表記(ピンイン)に習熟することが第一の目標となりますが、簡単な自己紹介や日常会話ができるよう、文法の基礎もしっかりと学んでいきます。中国語総合2では、中国語総合1で習熟したピンインを見て、一字一句正確に発音できることを目指します。また平易な文章を聞き、話すことができるよう中国語の基礎的知識を身につけ、初級レベルのコミュニケーションが図れるようにします。

韓国語総合1・2

韓国語総合1:韓国語を初めて学ぶ学生を対象に、韓国語を読み、書き、聞き、話すための基礎的な運用能力を身につけることが、この授業の目標です。まずは文字と発音の学習から始まり、基礎的な語彙と文法の学習へと進みます。口頭での反復練習を中心に、基礎的な会話を学んでいきます。
韓国語総合2:韓国語総合1に引き続き、韓国語を読み、書き、聞き、話すための基礎的な運用能力をさらに伸ばしていきます。基礎的な語彙や文法に習熟し、さまざまな表現をくり返し練習することで、簡単な会話ができるようになることを目標としています。

2年次

アカデミックリーディング1・2

この授業では、リーディング能力のさらなる向上を目指します。高年次になってから学術論文をはじめとする専門的な英語の文章を読み解く際の基礎力を養うため、様々な題材について英語で読み、英語の読解力を高めます。また、演習問題等を通して語彙や文法の定着を図るとともに、発信型スキルの向上を目指して学術的な英語表現等を学びます。

ドイツ語総合3・4

これまで学んだドイツ語の文法や基本構造をもう一度確認しながら、語彙や表現の聴き取り、口頭練習、ドイツ語作文の練習などにより、ドイツの日常生活で使うことができ、またいろいろな場面で簡単に応用できる表現を習得します。随時、プリントなどの補助教材を使うことがあります。

フランス語総合3・4

フランス語総合3:新しい文法の知識を増やしながら日常的な会話を楽しく学び、文化的背景についても理解を深めながらフランス語を使いこなすための能力の完成を目指します。フランス語ネイティブと基本的な会話をしたり、旅行に行ってフランス語を話したり、検定の4級を受験できるレベルのフランス語が身につけられるでしょう。
フランス語総合4:これまでに習得した知識にさらに磨きをかけながら、フランス語の文法をより完成に近づけます。日常のさまざまな場面での会話文を楽しく学びながら、それらの表現を自分でも使えるように練習し、より幅広い分野の語彙も身につけて、簡単な文章なども読みこなせるようにします。そうすることによって、フランス語圏の文化についてもより深く知ることができるでしょう。

中国語総合3・4

中国語総合3:中国語総合1・2を履修し、基礎的事項を習得した学生を対象とする科目です。中国語総合1・2で学習した単語や文法事項を復習しながら、単語量と文法的な知識を増やし、自分の言葉で表現できる力を養います。中国語総合3では、主に「読む」と「書く」に重点を置き、中国語運用能力の基礎を身につけます。中国語を読んで理解し、自分の言いたいことが書けること、また情報や自分の考えを場面や目的に応じて適切に伝えられることを目指します。
中国語総合4:中国語総合3に引き続き、語彙と文法的な知識を増やし、自分の言葉で表現できる力を養い、総合的な中国語運用能力を伸ばしていきます。

韓国語総合3・4

韓国語総合3:韓国語総合1・2を履修済みの学生を対象に、さらに実践的な運用能力の獲得へと進みます。既に習った用言の基本的な活用を確認し、さらに多様な用言活用と表現を学びます。
韓国語総合4:韓国語総合3に引き続き、実践的な運用能力を養っていきます。さまざまな語彙や用言の活用、表現を学ぶとともに、韓国の文化などについても触れていきます。

学生インタビュー

学内外のプログラム、バックパッカー、イベント企画などで海外訪問。
研究会で留学生向けの「おもてなしプロジェクト」を実施。

理工学部への入学後は「とりあえずやってみる」精神でさまざまな海外経験をしてきました。まず、1年次の時には理工学部主催のシリコンバレー研修に参加しました。2年次の時には日中交流センター事業として中国での文化交流イベントを開催しました。その際,京都大学・大阪大学・近畿大学の学生のインカレチームでゼロから企画し、来場客約550人規模のイベントを運営しました。また入学後の長期休暇ではバックパッカーとしてアジア圏、ヨーロッパ、アフリカを訪れ、大学では語学教育センターの語学講座を受講し、英語村E3[e-cube]に通うなど学内の施設を活用して、語学の勉強を積極的にしてきました。近大ロシアプログラムにも積極的に参加しており、2年次の時には東海大学主催のウラジオストク航海に参加し、3年次の時には日露青年交流センター主催の日露青年フォーラムにも参加しました。このロシアプログラムをきっかけに、学部に新しく「理工グローバル研究会(GLOBE)」を立ち上げ、会長を務め、海外でのプログラム・インターンシップ・短期留学・旅行などに関する情報共有をする活動をしています。また、今年はロシアプログラムの一環として本学が短期研修の受け入れを行う際に「おもてなしプロジェクト」を企画しました。3年次の後期終了後にはロシアのサンクトペテルブルグにある大学に留学する予定で、自分の語学能力や環境適応能力を向上させていきたいです。 これまでの3年間、多くの人々と交流し、さまざまな文化に触れることができました。私は海外経験に限らず、全てのことにおいて自分が「やってみること」が重要だと思っています。こういった経験が自らの成長の糧になると実感してきたので、在学中にさまざまなものに直接触れる機会をもつことの重要性を多くの人に伝えていきたいです。

理工学部電気電子工学科[3年] 小谷 健太朗 さん
滋賀県立東大津高校出身

理工学部電気電子工学科[3年] 小谷 健太朗 さん