教員・研究員紹介

佐野 到 (さの いたる)
教授 博士(工学)
所属学科/情報学科  所属専攻/エレクトロニクス系工学専攻
情報学研究所

エアロゾル情報は、PM2.5に代表される大気汚染情報、気象現象における雲特性の変化、地球温暖化抑制効果の把握などのため注目されています。エアロゾル情報把握のため、地球規模の衛星観測、ローカルな地上計測を含めて、さまざまな角度から研究しています。

専門 エアロゾル、リモートセンシング
担当科目(学部) 基礎ゼミ1、基礎ゼミ2、コンピュータ基礎、プログラミング基礎1、コンピュータアーキテクチャ、画像処理、コンピュータグラフィックス、卒業研究ゼミナール、卒業研究
担当科目(大学院) 環境情報特論、エレクトロニクス系工学特別研究、環境情報特殊研究
主な研究テーマ 宇宙,地上からの偏光及び輝度に基づくエアロゾル特性の推定手法に関する研究
宇宙からのPM2.5濃度計測手法に関する研究
代表的な研究業績 (1) Polarimetric properties of aerosol particles, Earth, Planets and Space, Vol. 50, pp.513-519,(1998)



(2) Optical thickness and Angstrom exponent of aerosols over the land and ocean from space-borne polarimetric data, Adv. Space Res., Vol. 34(4), pp 833-837, (2004)



(3) Regional and local variations in atmospheric aerosols using ground-based sun photometry during Distributed Regional Aerosol Gridded Observation Networks (DRAGON) in 2012, Atmos. Chem. Phys., Vol. 16, 14795-14803, (2016)

 
研究内容・研究成果
researchmap http://researchmap.jp/Earth_observatory
所属学協会 日本リモートセンシング学会、日本エアロゾル学会、日本惑星科学会、日本気象学会、米国AGU、米国IEEE
学外活動 地球環境変動観測ミッション(GCOM)委員
東大阪市環境審議会委員など
出身大学 金沢工業大学
出身大学院 金沢工業大学大学院
論文名、取得大学、取得年月 水色リモートセンシング用大気補正手法の開発とエアロゾルモデル推定に関する研究、金沢工業大学、1998年3月
主な経歴 近畿大学理工学部助手(1992年)、同講師(1998年)、カーティン工科大学客員研究員(1999~2000年)、近畿大学理工学部助教授(2005年)、同教授(2011年),近畿大学情報学部教授(2022年)
受賞歴 日本リモートセンシング学会論文賞(2002年)
学生へのアドバイス 学生時代にしかできないことを計画し実行してください。
学生に薦めたい書物 専門書以外の書物
趣味・その他 天体観望、写真撮影、スキー

環境情報科学研究室

教員室 E館3階E-328 佐野教授室
メールアドレス sano(at)info.kindai.ac.jp
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