学科長挨拶

医学と工学の架け橋を目指して

医用工学科では、学生全員が「臨床工学技士」の国家資格を取得し、その上で医療界、産業界、アカデミアなどの多岐にわたる分野で、医学と工学の双方を深く理解した医工連携のエキスパートとして活躍できるエンジニアの育成を目指しています。臨床工学技士とは、厚生労働大臣の免許を受けて、人工心肺、血液浄化装置、人工呼吸器などの生命維持管理装置の操作および保守点検を行う、通称「いのちのエンジニア」と言われる医療者です。

臨床工学を修めるためには工学と医学双方をバランス良く学ぶ必要があります。医用工学科ではそれを可能にするカリキュラムを提供しています。また、一年生で実施する近畿大学医学部附属病院の見学会、大手医療機器メーカーの見学会、学外から医用工学に関わる高名な先生方をお呼びして講演会などを行い、将来の職業観を低学年のうちに養ってもらえるように配慮しています。学業以外の面では、学科全体でソフトボール大会やボーリング大会を開催して学生、卒業生、教員の親睦を図っており、世代を超えたつながりが持てることも大きな特徴です。

学科の創設から約10年を経て、卒業生は様々な分野に進むようになってきました。最近では、卒業生の5割は医療機関に臨床工学技士として就職します。大学院への進学率は3割程度で、近畿大学大学院をはじめ他の有名私立大学、国公立大学の大学院への進学も目立つようになってきました。約2割は医療機器メーカーを中心とした企業に就職します。今後、さらに進路は多様化していくと思います。

当学科への進学を目指す諸君。関西圏で唯一の医学部を持つ総合大学で、臨床工学技士資格の取得を目指して、未来の医学に貢献する医工学を学んでみませんか。キャンパスで会える日を楽しみにしています。

学科長挨拶

加藤 暢宏
NOBUHIRO KATO
医用工学科長/医用工学科 教授