学科長挨拶

先端的な生命科学研究のための高度な情報技術を身につけよう!

―世界的に需要が高まる情報技術者―

生命情報工学科は情報科学を基盤に生命が織りなす様々な現象の解明や、人間生活に直結する「健康・医療」「福祉」「環境」「安全」分野の発展に貢献できる技術者の育成を目指しています。本学科では、まずあらゆる研究の基盤となる数理、アルゴリズム、そしてプログラミングを学びます。さらに理論、実験と並ぶ科学の第3の研究手法と呼ばれ急速に発展しつつあるコンピュータシミュレーション技術や、ビッグデータ解析のための統計科学や機械学習(AI)技術を学ぶことで、より実践的な情報技術を身につけることになります。

近年ICTの発達に伴い、消費者行動、工場の稼働率、交通、気象、健康情報など様々なデータ(ビッグデータ)がインターネット等を介して集められ(IoT)、複雑な情報を分析・制御する(AI)ことによって社会問題を解決しようとする第4次産業革命が進展する中、ソフトウェア開発やデータサイエンティストと呼ばれる情報技術者の需要が非常に高まっていることは周知の事実です。本学科卒業生の活躍の場は無限に広がっていると言っても過言ではありません。

情報のエキスパートとして高度な情報技術を駆使して、先端的な生命科学研究に挑み、人間生活に関連する様々な分野の発展に寄与したいと考える皆さんを生命情報工学科は歓迎します。

学科長挨拶

吉田 久
HISASHI YOSHIDA
生命情報工学科長/生命情報工学科 教授