平面・メディア表現領域:染織ゼミ

太古より繊維は、衣・食・住に関わる必需品の素材として、広く使われてきました。その用途は衣服はもとより、インテリアから医療、工業の分野にも至り、今日の私たちの生活に欠くことのできない素材であるといえます。結んだり、編んだり、織ったりすることで、繊維は様々に表情を変え、私たちの生活を豊かなものにしてきました。その繊維の特徴をよく理解し、古くから受け継がれてきた造形技法をしっかり身につけ、さらにそれを展開することによって、繊維造形の新たな可能性を追求することが当ゼミの目的です。
1年次でまず、結び、編み、組みの技法を実習します。それぞれの繊維に適合した基礎的な技術の習得を目指します。2年次からは、フェルト、紙漉きといった繊維の性質を利用した造形技法や、紡績技術、織り技術、装飾としての染色技法などの習得へと進みながら、多くの繊維に触れ、扱うことをで、多種多様な繊維のそれぞれの適正を理解し、それを活かした造形方法を模索してゆきます。
まだまだ多くの可能性を秘めた繊維造形の世界で、自分なりの表現方法を見つけてもらいたいと思っています。

担当: 関口 千佳 教授

実習風景

ゼミ風景

ゼミ風景

ゼミ風景

ゼミ風景

ゼミ風景

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学生作品

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