介護等体験について

(以下の説明は平成21年度入学生対象です。各入学年度の『教職課程履修要項を熟読してください)

1.「介護等体験」の趣旨

「介護等体験」は、介護等体験特例法(平成10年度入学生より施行)に基づき、義務教育諸学校の教員になるための必須要件となったものです(高等学校免許状のみの取得には、これは必要ありません)。

「介護等体験」は、教員志願者に高齢者や障害者に対する介護等の体験を義務づけることによって、各人の価値観の相違を認められる心を持った人材を育てたいという目的で導入されました。こうした目的を十分に理解し、真撃な態度で臨んでください。

2.「介護等体験」の法的性格

「介護等体験」は、教育職員免許法ではなく「特例法」に基づいています。そのため、「教育実習」のように大学が単位を認定する形ではありませんが、大学を窓口として必要な手続きを行う点では同じです。中学校免許状の取得申請時には、本学で取得した教職課程の所定の単位に加え、体験を行った施設等が発行する「介護等体験証明書」が必要になります。

3.「介護等体験」の内容

以上の趣旨に基づき、中学校免許状の取得には、特別支援学校で2日間程度と、杜会福祉施設(高齢者・障害者施設等)で連続5日間程度の、計1週間の「介護等体験」を行います。なお、介護等体験では、学生の服装や態度によって諸学校及び杜会福祉施設での受け入れ拒否、証明書発行の拒否をされることがあります。一般常識や人権意識を持つように心がけてください。特に中学校免許状取得の場合には、「教育実習」と合わせると計4週間の実習・体験が必要となりますので、十分な履修計画を立てるよう心がけてください。なお、施設・学校別に予想される体験内容は概ね次のようなものです。

特別支援学校

日常の学習指導、生活指導の補助、遠足・運動会等の学校行事の補助

社会福祉施設(一部施設の例)

  • 特別養護老人ホーム:移動介助、食事介助、清掃、話し相手、デイケア見学 等
  • 障害者通所授産施設:作業介助、食事介助、清掃、レクリエーション活動への参加 等
  • 児童擁養護施設:食事介助、入浴着脱介助、清掃、遊び相手、話し相手、散歩 等

4.「介護等体験」の実施学年と資格要件

本部キャンパス:「介護等体験」を行う学年は、原則として、3年生(理工学部では、学部の方針で4年生での実施が望ましい)ですが、在学中に合計4回(3年次の前期・後期、4年次の前期・後期)の実施の機会が設けられていますので、前もって「介護等体験」を受けるのに適した時期を計画してください。特に4年次に「介護等体験」を計画している場合は、「教育実習」との期間重複に注意してください。

農学部:「介護等体験」を行う学年は、原則として3年生です。

「介護等体験」を行うためには、基礎的・基本的な知識が必要であるため、「ケアリング論」を受講し、修得しておくことが必要です。「ケアリング論」の履修については,『教職課程履修要項』の記述を確認し、掲示に注意してください。

5.「介護等体験」の申し込み手続きと体験日程、派遣先

本部キャンパス:「介護等体験」の申し込み手続きは、「ケアリング論」の中で「介護等体験申込みガイダンス」を行って説明します(「ケアリング論」は体験を実施する前年度に履修してください)。このガイダンスに出席しないと「介護等体験」は行えません。したがって、中学校免許状は取得できなくなるので十分注意してください。

また具体的な体験日程と派遣先は、教育委員会ならびに杜会福祉協議会が調整して決めるので、希望は原則として認められません。決定しだい掲示を行います。

6.注意事項

「介護等体験」の実施期間は、杜会福祉協議会等で配当を行うため、都合のよい期間を選択することができませんので、本学での講義と重なることがでてきます。

「介護等体験」の実施期間が本学での授業・(集中講義を含む)と重なる場合、各授業担当者に前もって「欠席届」を提出してください。ただし、「欠席届」は公欠の届出ではありません。「欠席届」は申し出により、学務部(農学部は学生支援課)で発行しています。

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