令和5年（2023年）6月15日（木）に，フェリックス・メスナー在大阪スイス領事館長が細井美彦学長を表敬訪問しました。
 スイス領事館からは，小谷みなみ氏（アカデミックリレーションズ担当）が同席され，本学からは，細井美彦学長，鈴木伸太郎総合社会学部学部長，総合社会学部の大喜祐太准教授が出席のうえ，懇談が行われました。メスナー氏から，スイス領事館およびSwissnex（スイス科学領事館）についての紹介があり，企業や大学のスタートアップ支援の取り組みについてご説明いただきました。本学からは，大学の特徴や現在進んでいるプロジェクトについて説明しました。さらに，2025年大阪・関西万博を見据えて領事館と本学との連携の可能性についても話し合いました。

午後には，表敬訪問を行なった学長室から総合社会学部へと場所を移し，"Connecting Innovative Switzerland with EXPO 2025" と題して，メスナー領事の特別公演が行われました。鈴木総合社会学部長による開会の挨拶，大喜准教授によるイベントの趣旨説明の後，メスナー領事から，まずはスイスについての基礎知識とスイスのイノベーションの歴史，領事館ならびにSwissnexの活動をご紹介いただきました。さらに，大阪・関西万博に向けたスイスの取り組みについてお話しいただきました。近畿大学の学生を中心とした参加者たちは，スイスの革新的なテクノロジーや持続可能な実践的取り組みについて熱心に聞き入り，在大阪スイス領事館が目指している，スイスと日本における企業・大学間でのグローバルな協力関係の構築について学びました。領事のお話を踏まえ，スイスと日本の教育の違いからスイスの移民問題に至るまで，学生たちからはさまざまな質問があがり，領事も各学生に対して丁寧にご返答くださいました。

講演イベントの後には，2022年に新設された情報学部の施設を見学し，経営戦略本部企画室では大阪万博における協働関係について懇談しました。最後に，グローバルエデュケーションセンターにて，スイス各大学と本学との派遣・交換留学提携の可能性についても話し合いました。

表敬訪問時の様子（左から小谷氏，メスナー領事，細井学長，鈴木総合社会学部長，大喜准教授）

アカデミックシアター内見学時の様子（左から鈴木総合社会学部長，メスナー領事，小谷氏，大喜准教授）

総合社会学部での講演イベント後の集合写真

学生たちの質問に回答するメスナー領事

【関連リンク】
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総合社会学部教養・基礎教育部門　大喜祐太（ダイギユウタ）：
https://www.kindai.ac.jp/sociology/research-and-education/teachers/introduce/daigi-yuta-742.html
ニュースリリース：https://newscast.jp/news/0107184