環境・まちづくり系専攻について

環境・まちづくり系専攻の特色

環境・まちづくり専攻

現代社会を取り巻く環境と社会との関わりを研究する。

持続可能な環境づくり・地域づくり、総合的に学習する。

環境・まちづくり系専攻は、具体的なまちや地域を対象に、持続可能な社会づくり・環境づくりのための知識や技術を学習します。地理学、環境情報学、都市・地域計画学、環境政策学を援用しながら、具体的な地域を対象として、文化や産業・社会・環境といった地域特性を調査・分析、環境に配慮し、元気が持続する地域づくりに生かしていきます。また、都市・地域計画学や環境政策学の知識を活用しながら、持続可能なまちづくり・環境づくりを推進するための計画・政策をつくる能力を養います。講義科目だけでなく、演習やゼミナール、卒業研究などを通して実践力を身につけます。

環境づくり・まちづくりを企画・実施するための実践力を身につける。

よりよいまちづくり・環境づくりには、まず、地域にある課題を抽出、明確化するための「発見力」が必要です。また、社会状況や地域特性を客観的に捉えるための「情報収集力」「分析力」が求められます。さらに、地域特性を生かし、創造的なまちづくり・環境づくりを行うためには「企画力」「創造力」が重要です。こうした企画をアピールするには「プレゼンテーション能力」も必要となります。環境・まちづくり系専攻では、地域調査士( 上級)や環境マネジメント実務士、GIS学術士、社会調査士、測量士補などの資格取得も視野に入れながら、実践力養成のためのプログラムを用意しています。

STUDENT'S VOICE

大学で学ぶまちづくりの専門知識を
地元の活性化に役立てることが私の目標

私は観光地の出身で、世界中のどんな場所にも負けない魅力にあふれた地元が大好きです。
その一方で、いまひとつ街の魅力が社会に伝わっていないという実感を抱いてきました。どうすれば多くの人に街の魅力が伝わり、地域の観光産業が盛り上がるのか。その方法や理論を知りたいと思って、まちづくりを学べる環境・まちづくり系専攻を志望しました。
講義では、書類作成に必要なパソコンスキルから、GIS(地理情報システム)の知識までを幅広く学んでいます。プレゼンの機会も多いので、人前での発表力も大いに身につきました。
将来はたくさんの人が集まり、地域が盛り上がる活動に、学んだ知識を生かしたいと思います。
残りの大学生活でも、もっともっと企画力や創造力を磨いていきたいです。

環境・まちづくり系専攻 学生[1年 女子]

目標とする資格・検定

  • 社会調査士
  • 地域調査士
  • (上級)環境マネジメント実務士
  • GIS学術士
  • 測量士補
  • 中学校教諭一種(社会)
  • 高等学校教諭一種(地理歴史・公民) 
  • 司書 など