社会・マスメディア系専攻について

社会・マスメディア系専攻の特色

宮崎 晃成

急激な発達を遂げた21世紀社会の新たな問題に取り組む。

急速な発達を遂げた21世紀社会の新たな問題に挑む。

現代を多角的にとらえ、社会の仕組みを知り、行動について考える「現代社会コース」

現代世界には、少子高齢化、過疎化とコミュニティの崩壊、国際化と移民問題、公害と環境問題、ネット社会化の進展など、じつにさまざまな問題が横たわっています。そうした現代という時代を、「現代社会」をキーワードに、より多面的・多角的にとらえていく。その見方が多様であればあるほど、深く考える力が身につきます。そこで獲得される知識は、社会を変え、創っていくための力の源泉です。
現代社会コースでは、そうした力を育むために、私たちの身の周りにある諸問題について多様な視点からアプローチ。その中で、人が創り出したさまざまな仕組み=「社会」について深く知るとともに、インターンシップなどの取り組みを通じて、実践的な学びの形を追求していきます。

新聞やテレビ、多様なメディアと向き合い、表現力を磨く「マスメディアコース」
「新ネット社会」が到来している21世紀においても、文字と映像で世の中の出来事、心の思いを伝えていくのは不変です。マスメディアコースでは、第一線の経験豊かな記者やプロデューサー、広告・出版のプロフェッショナルの指導のもと、新聞・テレビ・広告・出版・通信社、そしてインターネットなど、さまざまな表現の世界の歩みと今を学びます。多様なマスメディア業界に進出する学生を育てることを目標に、「日本語文章力養成」「時事総論」といった基礎的な講義のほか、「映像制作演習」「芸術メディア論」などユニークな講義を開講しています。日本や世界で起きていることを見つめるとともに、自分の考えを日本語で正確に書き、伝えるコミュニケーション能力を培います。

STUDENT'S VOICE

社会を多角的にとらえ、正しく伝える方法を知る
マスメディア業界の現場が求める能力を学習

私が学ぶ社会・マスメディア系専攻では、多様な学問分野の先生や、マスメディア業界の第一線で活躍された先生たちから、「本質をみきわめ」「本当に伝わる力」が学べます。今、社会はめまぐるしく変化し、情報の収集・伝達方法もどんどん新しくなっています。
これまでの正解が、これからも正しいとは限りません。その場・その時の状況に応じて、常に変化していくことが求められる時代です。
だからこそ、グローバル化が進む現代社会では、異なる文化・価値観を持つ人の意見も取り入れ、それを発信することが不可欠です。社会・マスメディア系専攻では、課題に対して独自の解決策を考える機会が豊富にあり、物事を深く洞察し、多角的にとらえる能力が養えます。
それだけに、授業を通じて身につく視野の広さや専門性は、きっと社会で生かせると思います。

社会・マスメディア系専攻 学生[2年 男子]

目標とする資格・検定

  • 社会調査士
  • 中学校教諭一種(社会)
  • 高等学校教諭一種(地理歴史・公民)
  • 司書 など