エネルギーと
環境の未来に向けて


エネルギーと
環境の未来に向けて
近畿大学大学院総合理工学研究科は令和8年(2026年)4月に再編し、新しくエネルギー理工学専攻を開設します。また、エレクトロニクス系工学専攻および環境系工学専攻では社会のニーズに応じて分野を再編します。理学と工学にわたる全7専攻において、人間環境から地球環境までを視野に入れた人間性重視の研究と教育を学部とシームレスに行うとともに、キャリア支援の強化などを行います。
専攻名 | 入学定員 |
---|---|
理学専攻 | 30 |
物質系工学専攻 | 40 |
メカニックス系工学専攻 | 25 |
エレクトロニクス系工学専攻 | 30 |
環境系工学専攻 | 15 |
東大阪モノづくり専攻 | 10 |
建築デザイン専攻(令和8年度募集停止) | 10 |
総合理工学研究科合計 | 160 |
専攻名 | 入学定員 |
---|---|
理学専攻 | 40 |
物質系工学専攻 | 40 |
メカニックス系工学専攻 | 30 |
エレクトロニクス系工学専攻 | 20 |
環境系工学専攻 | 10 |
New エネルギー理工学専攻 |
15 |
東大阪モノづくり専攻 | 5 |
総合理工学研究科合計 | 160 |
令和4年(2022年)4月に新設した理工学部エネルギー物質学科と接続するための大学院として、令和8年(2026年)、大学院総合理工学研究科にエネルギー理工学専攻を新設します。
名称 | 大学院総合理工学研究科 エネルギー理工学専攻 |
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開設時期 | 令和8年(2026年)4月 |
開設場所 | 東大阪キャンパス |
入学定員 | 15名(収容定員30名) |
基幹(専任)教員 | 教員 19名 |
学位 | 修士(理工学) |
エネルギー理工学専攻における教育は、近畿大学の建学の精神である「実学教育」と「人格の陶冶」に則り、エネルギー3分野(次世代インフラエネルギー理工学・エネルギーマテリアル理工学・ライフデバイスエネルギー理工学)のいずれかの分野における広範な知識と専門性を備え、論理的思考力、倫理観、柔軟性、情報発信能力、コミュニケーション能力に裏打ちされた問題解決能力を有し、エネルギーに関わる基礎研究や技術開発、ならびに高等教育に寄与する人材の育成を目的としています。
本専攻では、エネルギー物質学科の教育に対応し、エネルギー3分野(次世代インフラエネルギー理工学、エネルギーマテリアル理工学、ライフデバイスエネルギー理工学)を設定しています。次世代インフラエネルギー理工学分野では、低炭素社会やエネルギーの地産地消といった持続可能な社会のためのインフラエネルギー技術を、エネルギーマテリアル理工学分野ではエネルギー変換材料、蓄電材料、水素貯蔵材料、高強度軽量素材等のエネルギー技術を支えるマテリアルの創製技術を、ライフデバイスエネルギー理工学分野では、情報機器や医療用デバイスなどの自立分散型の小型デバイスを駆動するためのエネルギー技術を、それぞれ教育・研究の対象とする。本専攻に進学した学生は、これら3分野の中から重点的に学びたい分野を選択し、関連する科目を履修、さらに各分野における最先端研究を遂行することで、エネルギー分野における理論や技術に関して広範な知識と専門性を備え、論理的思考力、倫理観、柔軟性、情報発信能力、コミュニケーション能力に裏打ちされた課題解決能力を有し、エネルギーに関わる基礎研究、技術開発、高等教育に寄与する理工系人材として社会で活躍できるようになると考えています。
持続可能な社会、健康長寿社会の構築にむけ、エネルギー技術の革新と理論の探求への社会要請が高まっています。本専攻では、次世代インフラエネルギー理工学、エネルギーマテリアル理工学、ライフデバイスエネルギー理工学の「エネルギー3分野」それぞれにおける専門教育を実施し、各種エネルギー技術の開発や、エネルギーに関わる基礎理論の追求に寄与する基礎研究、高等教育、産業応用を担う人材を育成することを目指しています。選考には、3分野にわたる複数教員による口頭試問を取り入れています。本専攻が受け入れを望むのは、以下のような人です。なお、具体的な入学者選抜については総合理工学研究科の項目を参照してください。
電力・ガス・各種資源を扱うエネルギー産業、樹脂・金属・電池材料等を扱う素材産業、医療用センサ・医療材料・健康家電等を扱う医療関連産業、などを含むさまざまな産業分野で活躍する技術者・研究者、および各種教育機関での教育研究職での活躍が期待されます。
近畿大学理工学部学生センター
〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
TEL(06)4307-3047
E-mail:rikoh-kym@itp.kindai.ac.jp