クロマグロの完全養殖

持続可能なクロマグロ養殖

現在のクロマグロ養殖は天然幼魚を利用して行われています。天然魚はさまざまな環境の影響を受けて、資源量が不安定です。そのため、完全養殖による養殖は持続可能な養殖と考えられています。水産研究所では、2007年にクロマグロ人工種苗の販売を開始し、完全養殖種苗の安定供給に取り組むため、豊田通商（株）と2010年に業務提携を結び、天然資源に依存しない養殖の普及に向かって協働を開始しました。今後も水産研究所はクロマグロの持続可能な養殖を目指して取り組んでいきます。