教員紹介
- 辻本 典央
- 教授
所属 |
法学部 法律学科 法学研究科 |
---|---|
学位 | 博士(法学) |
専門 | 刑事法一般(主として刑事訴訟法) |
ジャンル | 法律/裁判・犯罪 |
コメント | 犯罪捜査、刑事裁判(裁判員裁判を含む)、再審問題。海外の刑事法制度(特にドイツ)。犯罪者処遇に関する問題。 |
リサーチマップ | https://researchmap.jp/read0127180 |
研究中のテーマ
ドイツ刑事手続における人的側面(手続主体、主として弁護人論)および物的側面(主として審判対象論)の研究。
最近の研究業績
- 「二元的犯罪論の各論的考察」
- 「ドイツにおける一事不再理原則に関する議論状況―連邦憲法裁判所の不利益再審違憲判決の意味―」
- 「未決勾留中の者に対する閉居罰の権利侵害性」
- 「職務質問の類型化と理論的考察」
- 「推知報道禁止原則と特定少年に関する解除特例」
- 「書評:刑事法学の動き「緑大輔『刑事捜査法の研究』」」
- 「書評:刑事法学の動き(堀田周吾『被疑者取調べと自白』)」
- 「書評:吉弘光男・宗岡嗣郎編『犯罪の証明なき有罪判決』」
- 「判例評釈―控訴審が破棄・自判する場合に求められる事実の取調べの在り方―最決令3・5・12刑集75巻6号583頁」
- 「一審死刑判決に対する控訴を被告人が単独で取り下げた訴訟行為の有効性」
在外研究等
Gastprofessor,Universität Augsburg : 2011-2012
ドイツの文化と法律学―ドイツ留学記
ドイツの図書館について
ゼミナール(刑事訴訟法演習 )
私は、ゼミは大学における学問上最も本質的な場であると考えています。なぜなら、講義とは異なり、学生諸氏が主となって運営されるゼミは、まさに大学における研究の中核的要素であるとも思われるからです。したがって、当然ながら、ゼミでは学生が中心となって活発に議論され、教員は、あくまでサポートにとどまるべきであると考えています。ゼミを選択する際(あるいは、ゼミに参加する中で)に興味を抱いた問題点について、自由かつ積極的に議論し、検討してください。
ゼミ活動
学歴/経歴
学歴
- 2000年4月 - 2004年3月
京都大学大学院法学研究科 Graduate School of Law - 1996年4月 - 2000年3月
立命館大学法学部 College of Law
経歴
-
2014年4月 - 現在
近畿大学 法学部 教授 -
2008年4月 - 2014年3月
近畿大学 法学部 准教授 -
2011年9月 - 2012年9月
アウクスブルク大学 法学部 客員教授 -
2005年4月 - 2008年3月
近畿大学 法学部 専任講師 -
2004年4月 - 2005年3月
京都大学大学院 法学研究科 助手 -
1998年
司法試験合格
所属学協会
- ドイツ法曹学会
- 日本刑法学会
研究活動情報
研究分野
- 人文・社会, 刑事法学
研究キーワード
審判対象, 訴因, 刑事弁護, 刑法, 刑事法, 刑事訴訟法, Count, Counsel, Criminal procedure
論文
-
二元的犯罪論の各論的考察
辻本典央
刑事司法の理論と実践 渡辺修先生古稀祝賀論文集 512-526 2024年5月 [招待有り] -
ドイツにおける一事不再理原則に関する議論状況―連邦憲法裁判所の不利益再審違憲判決の意味―
辻本典央
近畿大学法学 71 (3=4) 1-21 2024年3月 -
未決勾留中の者に対する閉居罰の権利侵害性
辻本典央
季刊刑事弁護 (115) 108-111 2023年7月 [招待有り]
書籍等出版物
- 刑事司法の理論と実践 渡辺修先生古稀祝賀論文集 , 宇藤崇; 笹倉香奈; 辻本典央; 堀江慎司; 松田岳士 , 2024年5月
- 刑事訴訟法(第2版) , 辻本, 典央 , 成文堂 , 2024年3月
- 刑事訴訟法 , 辻本, 典央 , 成文堂 , 2021年9月
講演・口頭発表等
- 条件付起訴猶予制度の法的問題点 , 辻本 典央 , 日本犯罪社会学会 , 2018年10月21日
- 共同研究「再審理論の検討」 , 辻本 典央 , 日本刑法学会関西部会 , 2016年7月31日
- 法廷内における手錠・腰縄と被告人の人権 , 辻本 典央 , 大阪弁護士会シンポジウム , 2016年1月16日
MISC
- 書評:刑事法学の動き「緑大輔『刑事捜査法の研究』」 , 辻本典央 , 法律時報 , 94 , 13 , 244 , 247 , 2022年12月
- 書評:刑事法学の動き(堀田周吾『被疑者取調べと自白』) , 辻本典央 , 法律時報 , 94 , 6 , 112 , 115 , 2022年6月
- 書評:吉弘光男・宗岡嗣郎編『犯罪の証明なき有罪判決』 , 辻本典央 , 図書新聞 , 3542 , 5 , 5 , 2022年5月
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 市場の刑事規制におけるグローバル化の諸課題 , 京都大学
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 東アジアの経済刑法と国際的相互作用の動態 , 京都大学
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 東アジアの経済犯罪と刑事制度の変容 , 京都大学
教育活動情報
担当経験のある科目
- 犯罪者処遇論
- 刑事政策
- 刑事法入門