学科長挨拶

デザインを学びながら建築士の受験資格も取得可能

 近畿大学産業理工学部は、近畿大学第二工学部として1966年に創設され、1985年に近畿大学九州工学部に学部名称変更を行った後、2004年4月に産業理工学部と学部名称の変更を行うとともに、学科再編および改組を行いました。建築・デザイン学科は1966年創設の建築学科と1985年創設の産業デザイン学科を母体とし、創設されました。

 建築・デザイン学科では、建築・デザインの技術と感性を磨き、高い使命感と倫理観を身につけて、美しく快適な建築空間やデザインコミュニケーション情報を創造する建築技術者・デザイナーの育成を目指しています。建築物や都市空間など大規模なものの計画・設計から、住宅や店舗の設計、ポスターやWebデザインなどの身近なものまで、幅広い「モノづくり」の技術・技能の習得を目標としてカリキュラムを編成しています。また、設計・デザインの意図や完成作品の特徴を他者に伝え、深く印象付ける表現力やプレゼンテーション能力の習得も重要な目標であると考えています。

 重点的に学ぶ分野の違いに応じて、建築工学コースおよび建築・デザインコースの2コース制となっています。建築工学コースでは、建築の各分野に関する高度な専門知識・技術を習得することによって、国内外で活躍する建築技術者を目指すコースです。また、建築・デザインコース:自分の将来設計に合わせ、建築およびデザインの両方のプログラムを発展的に学修することができるコースです。建築工学コースの卒業生は、卒業すれば、一級建築士、二級建築士が最短で受験できます。また、建築・デザインコースの卒業生は、二級建築士が受験できるようになります。

 建築計画、都市計画、建築設計、建築構造、建築施工、設備計画、環境工学、空間デザイン、情報デザイン、インテリアデザインなど、多岐に渡った研究が行われています。地元企業との共同研究や、地域資源を活用した研究もなど、地域貢献活動を積極的に行っています。また、それらの研究を支えるべく施設も整備されています。具体的には、建築系学科での設置が珍しい木工室・金工室、西日本で最も充実した構造実験設備を備えた建築構造実験室、あらゆる材料に対応した建築材料実験室、学生が設計や造形に関わる研究に24時間従事できる製図室や造形室などです。

 地元企業との共同研究や、地域資源を活用した研究も行われており、社会的評価も高く、卒業生の全員が、就職、大学院進学が決まっています。

建築・デザイン学科長

依田 浩敏
HIROTOSHI YODA
教授