ロボティクスコースについて

教育・研究目標

産業界においては生産性の向上やコスト削減を図るため、ロボットに対する需要はより高くなるとともに、医療福祉分野及び生活支援分野においてもロボットのさらなる活躍が期待されています。このような時代のニーズに応えるため、高度な知能化技術などを備えた新時代のロボットを開発できる創造性豊かな技術者の育成が必要となります。ロボティクスコースでは、多様な社会ニーズを解決するために、機械工学、電気・電子工学、情報工学、制御工学などの幅広い分野の知識を横断的に融合し、自らロボットを研究・開発することによって、安心・安全な未来社会を支える研究者及び高度専門的職業人の育成を目指します。

ロボティクスコース

カリキュラム編成上の特色

ロボティクスコースの研究分野は、機械工学、電気・電子工学、情報工学、制御工学などの幅広い分野の知識を横断的に学ぶことで、多様な社会ニーズに応える高度な専門能力を有する技術者の育成を特色としています。このため、ロボティクスコースのカリキュラムでは、「制御」と「システム」に関する知識・経験を二本の柱として、ロボットを制御するための専門知識及びシステムを設計・開発するための専門知識に関する科目群から構成されています。また、「特別研究」では工学分野の様々な課題に対して、問題発見とこれを解決するための能力を養うため、ハードウエア及びソフトウエアの両面からロボットの研究開発に必要な実践力を着実に身につけることができます。さらに、ロボティクスコースのカリキュラムの下で学生はこれらの知識を用いてロボットの研究開発に積極的に参加するとともに、自らの研究内容を発表することによって高度なプレゼンテーション能力を養成します。
大学院博士後期課程ではさらに高い専門能力を養成します。

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