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人や環境にやさしいコメづくりに挑戦 和歌山県有田郡で初めて特別栽培米「つや姫」として認証

2019.11.01

  • 附属農場

特別栽培米の認証を受けた(左)「つや姫」 (右)「キヌヒカリ」

近畿大学附属湯浅農場(和歌山県有田郡湯浅町)では、かねてより人や環境にやさしいコメづくりに挑戦しており、令和元年(2019年)から新たに栽培を開始した、艶に優れ口当たりや粘り気など味のバランスが良い「つや姫」が、このたび和歌山県有田郡では初めての特別栽培米として認証されました。

【本件のポイント】
●化学合成農薬と化学肥料を通常の半分量以下で栽培した特別栽培米
●和歌山県有田郡では初めて「つや姫」が特別栽培米として認証
●実学教育の一環として本学農学部の3年生約20人が農場実習で栽培に携わる

【本件の概要】
湯浅農場では、近畿大学の建学の精神である「実学教育」の一環として、みかん、マンゴーやコメなどの研究を行っています。食の安全を求める消費者ニーズが高まっている中、人や環境にやさしい栽培方法を確立する目的で、農林水産省が定める特別栽培法に着手しました。特別栽培とは、各都道府県が定める基準に沿って化学合成農薬と化学肥料を通常の半分量以下で栽培する方法です。
湯浅農場でのコメ作りは、化学合成農薬を削減するため温湯で種子消毒し、水田周辺の除草は除草剤を使用せずに行いました。昨年に特別栽培法で栽培した「キヌヒカリ」に加え、今年は「つや姫」を栽培し、和歌山県有田郡では初めて特別栽培米として認証を受けました。今回は、本学農学部の3年生約20人が農場での実習として栽培に携わりました。

【つや姫とは】
和歌山県では特別栽培および有機栽培でのみ栽培可能で、甘みや旨み、艶に優れており、口当たりや粘り気などのコメの味としてバランスが良い品種です。旨み成分であるグルタミン酸やアスパラギン酸の含有量が非常に多く、日本米の代表格であるコシヒカリを凌ぐおいしさとも言われています。和歌山県ではほとんど栽培されていない貴重な品種です。

【特別栽培農作物とは】
安心できる農作物を求める消費者ニーズに対応するとともに、環境にやさしい農業を推進するため、平成13年(2001年)に農林水産省が定めた「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」に従って生産された農作物です。国内外産問わず、野菜、果実、穀類、豆類、茶等を対象とし、コメについては特別栽培米と呼ばれています。特別栽培農作物として各都道府県の認証機関で認証を受けることにより、和歌山件特別栽培農産物の認証マークを付けて販売することができます。

関連URL:https://www.kindai.ac.jp/farm/