4つの系 現代文化・倫理系

現代文化・倫理系とは

教科書からだけでは社会や世界の今は見えてきませんし、SNSからだけでは多様な文化の魅力や自分の生きづらさの原因を知ることはできません。入り口はアニメやゲーム、映画・音楽、食やファッション、家族や教育、環境問題やいじめ問題などどこからでもけっこう、それを「ジェンダー/セクシュアリティ」「哲学・倫理」「社会学・メディア論」といった切り口で掘り下げていくのがこの系の科目群です。いま自分が楽しんでいること、疑問に思っていること、悩んでいることを、広い視野と深い洞察から語れるようになることを目指します。

現代文化・倫理系とは

ポイント

現代社会について広く深く学ぶ

目まぐるしい世界の動きや社会の変化にただ流されるのではなく、何が本当に重要なテーマでその本質はどこにあるのか、ニュースメディアや出版文化の賢い利用法を学びながら、問題の背景や構造を見通す視点を養います。

現代文化のこれからを考える

スマホやAIの進化に代表されるテクノロジーの進歩、私たちの日常の大きな部分を占めるようになったSNSやアニメ・ゲーム等の「サブカルチャー」について、その魅力や可能性と共に問題点の所在を正確に捉え、それらとどう付き合っていくのかを考えます。

異なった見方・考え方に触れる

私たちはすでに多様な文化的背景の人たちと共に生きていますし、ますますその傾向は強まっていきます。人種や民族、ジェンダー、セクシュアリティ、心身の状態などは一人ひとり違います。そうした違いが、社会の見え方にどう影響するのでしょうか。物事のさまざまな見方・考え方を学ぶことは、大学ならではのスリリングな体験です。

深く考える「哲学」を身につける

どのように生きることが幸せなのか、そのために他の人々や社会とどうかかわっていくべきか、一人ひとりの問いや悩みに寄り添いながら、単なる知識や教養ではなく、各自のこれからの人生の指針=哲学を身につけてもらうことを目指します。

授業科目

必修科目 選択必修科目 学科選択科目
選択必修I 選択必修II 選択必修III,IV
基礎研究
演習1,2
演習3,4
卒業論文
現代学入門 現代文化講読I
現代文化講読II
現代倫理講読I
現代倫理講読II
女性学・男性学講読I
女性学・男性学講読II
現代社会講読I
現代社会講読II
女性学・男性学
情報と文化
現代倫理学
文化社会学
現代人間学
身体装飾論
現代文化論
自然地理学
政治学原論
文化学特講
言語文化セミナー

ピックアップ講義

環境倫理学(白水) 自然保護を語るとき、その「自然」をどのように私たちはとらえるべきなのだろうか。そして人間はどのように自然と関わっていくべきなのだろうか。
日米の自然保護運動や動物保護論争、水俣病の歴史などを学びながら、「倫理」の観点から人間―自然関係を考えなおします。
女性学・男性学(伏見) 私たちの社会には、今なお「女らしさ・男らしさ」、「女の役割・男の役割」といった区分が存在します。これらは、日常の至るところに根深く浸透し、社会構造との相互作用によって再生産されています。この授業では、人の一生に関わりが深い事柄を具体的に取り上げ、ジェンダーの視点で考察します。ジェンダー平等の実現をめざし、社会のなかにある規範や抑圧、力関係を問い直すことで、一人ひとりがエンパワメントされ、他者や社会に働きかける方法を考えられるようになることを目指します。

関連ゼミ(3・4年生対象)