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新型コロナウイルスによる臨時休校にICTで学習機会を提供 生徒1人1台のiPad端末で自宅学習をサポート

2020.03.04

  • 附属中高

iPad端末を活用して、自宅での学習を進める取り組み

近畿大学附属高等学校(大阪府東大阪市)は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、令和2年(2020年)3月2日(月)から臨時休校としています。本校では、休校期間中も、生徒全員が所持しているiPad端末を活用して、自宅での学習を進める取り組みを行っています。
新型コロナウイルスの影響が教育にも及ぶ中、本校の取り組みが全国に波及すれば、今後このような事態が発生した場合の一つの解決策になるのではないかと考えております。

【本件のポイント】
●臨時休校に対しても、教材や映像の配信、課題の回収をiPadで行う
●iPadを平成25年(2013年)新入生より導入し、現在までに7年間の活用実績
●休校で一部の行事は影響を受けたが、学びに関しては混乱なし

【本件の内容】
新型コロナウイルスの影響により、本校は3月2日から休校しており、卒業式や終業式も中止としたため、生徒が登校しない期間が非常に長くなります。そこで、生徒の学習機会を確保するため、生徒全員が所持しているiPad端末を活用して学習を進めることとしました。
本校では、7年前の平成25年度(2013年度)新入生から、生徒全員に1人1台のiPad端末を持たせており、日頃から学習動画の視聴や、専用アプリを活用した課題の配布・提出、生徒や保護者との連絡などに使用しています。
今回の臨時休校期間中は、夏休みなどの長期休暇と同様に、教員がiPad端末を介して、生徒に課題を出して提出させる、動画教材を視聴させる、確認テストを実施するなどして学習を継続しており、現在のところ、学習に関しては生徒に大きな混乱は見られません。
本校では、生徒の自由度が高い運用をしており、日常的に生徒全員が各自のiPad端末を使いこなすICTリテラシーを身につけていたことが、今回の危機に対して有効に働いたと考えています。

【休校期間】
日時:令和2年(2020年)3月2日(月)~3月24日(火)まで
              (中学校は3月23日(月)まで)
対象:近畿大学附属高等学校 2,778名
   近畿大学附属中学校  851名

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