近畿大学 附属学校のお知らせ
芸術鑑賞会「はじめての歌舞伎教室」を開催 ~歌舞伎の立ち廻り(殺陣)を生徒が体験~
2019.06.06
- 附属和歌山
昨年の芸術鑑賞会の様子
【本件のポイント】
●日本の伝統芸能である歌舞伎を生徒が体験できる
●中学・高校の全校生徒1,654人が参加
●中学・高校の感受性豊かな時期に、芸能鑑賞することで情操を養う
【本件の内容】
本校では、歌舞伎や演劇などの舞台芸術をテーマとした全校生徒対象の芸術鑑賞会を毎年6月に開催しています。今年の公演は、歌舞伎「五条橋」の鑑賞に加え、歌舞伎の文化を楽しく学びながら体験できるワークショップも実施します。優れた芸能を鑑賞することで情操を養い、芸術公演に適した鑑賞姿勢を身につけることを目的としています。
【開催概要】
日 時:令和元年(2019年)6月13日(木)
[午前の部] 10:30~12:00(中学生・高校1年生対象)
[午後の部] 13:30~15:00(高校2・3年生対象)
場 所:和歌山県民文化会館 大ホール(和歌山県和歌山市小松原通1-1)
対 象:全校生徒1,654人(中学生:556人、高校生:1,098人)
当日内容:1.ワークショップ 歌舞伎の立ち廻り(殺陣)の体験
2.化粧の実演(五条橋の弁慶の隅取り)
3.歌舞伎の演技(所作)とツケ打ちの実演
4.歌舞伎を彩る音楽―長唄三味線実演
5.演目の解説と鑑賞の手引き
6.演目「五条橋」
【出演者プロフィール】
立花 志十郎(たちばな しじゅうろう)氏
日本舞踊宗家立花流(市川中車創流)師範。
国立劇場第十五期歌舞伎俳優養成所出身。舞台出演の他、NPO法人伝統文化みらい塾を立ち上げ、子どもから大人まで誰でも楽しく本格的な歌舞伎を学べる教室を全国に展開している。また、全国の地芝居(地歌舞伎)の指導や協力、学校や公共施設等での歌舞伎鑑賞教室やワークショップを通して、歌舞伎をはじめとした伝統芸能や文化の普及と発展に努めている。
花柳 琴臣(はなやぎ ことおみ)氏
日本舞踊家 演出・振付家。「日本の美しい心・舞・ことば」を伝え、観る者を感動へ誘う舞踊家として国内外にて活動している。オーケストラなど、さまざまなジャンルの公演にて活躍中。振付・所作指導では所作を美しく魅せるため、舞台やテレビでの現場で活動。また近年は高校吹奏楽で日本舞踊が注目され、吹奏楽部内に日本舞踊隊を結成。平成26年(2014年)世界最大級の芸術祭スコットランド・エジンバラフェスティバルフリンジに出演。「THE SAKE」に出演し、最高評価五つ星を獲得。国内外から注目される日本舞踊家。