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人権教育講演会を実施 「命の大切さ」をテーマに「人を"想う"」ことを学ぶ

2019.05.27

  • 附属和歌山

昨年の人権教育講演会の様子

近畿大学附属和歌山高等学校(和歌山県和歌山市)は、令和元年(2019年)6月3日(月)に文部科学省が掲げる人権教育の指針に基づき、全校生徒を対象に「命の大切さ」をテーマにした「人権教育講演会」を実施します。今年度は、田辺市議会議員の松上京子氏を講師にお招きします。

【本件のポイント】
●生徒の豊かな人権・道徳意識を育むことを目的として開催
●バイク事故による障がいを乗り越え、自身のさまざまな体験をもとに講演活動を行われている松上京子氏による講演会
●生徒は「人を"想う"」ことを学び、「生きる」ことの意味を改めて考える

【本件の概要】
近畿大学附属和歌山高等学校では、文部科学省が掲げる人権教育の指針に基づき、平成23年(2011年)から全校生徒を対象に、「命の大切さ」をテーマとした講演会を実施しています。今年度は多岐にわたり講演活動を行われている、田辺市議会議員の松上京子氏を講師としてお招きします。松上氏は、自身がバイク事故で車椅子生活となった中、持ち前のがんばり精神で、アメリカ留学、カヌーとの出会い、結婚、子育て、雑誌の連載、大学非常勤講師等、さまざまな経験をもとに、講演活動を行われています。生徒たちは、「命の大切さ」について改めて考え、互いに「人として」尊重し合い、人権に対する意識を高めます。

【開催概要】
日時:令和元年(2019年)6月3日(月)14:30~15:20
場所:近畿大学附属和歌山高等学校 体育館
   (和歌山市善明寺516、JR 阪和線「和歌山駅」から和歌山バスで約15分
   「近畿大学附属和歌山校前」下車すぐ)
対象:高校全学年(1,098人)
講師:松上 京子 氏
演題:「いま人を"想う"ということ」

【講師プロフィール】
松上 京子(まつうえ きょうこ)氏
1962年(昭和37年)生まれ。和歌山県田辺市出身。
1988年(昭和63年)バイク事故により車椅子生活となるが、持ち前の頑張り精神で1992年(平成4年)アメリカオレゴン州に留学。障害者スポーツやレクリエーションを体験し、以後カヌーイストに憧れる。1998年(平成10年)仲間とともにカナダのユーコン川をカヌーで下る旅を経験し、新聞、テレビ、雑誌等各メディアに取り上げられる。その後、アウトドア雑誌、教育雑誌などの連載を経験。講演活動も積極的に行っている。子どもが小学校在学中は地域で母親有志によるグループを作り、毎月土曜日に子ども達とともに工作、運動、食べ物作り、生け花、読み聞かせ等、さまざまな活動を行い、保護者、地域、学校をつなぐ取り組みとなった。岡山理科大学非常勤講師(福祉環境論)、田辺市教育委員などを経験したことから、講演テーマは福祉、いのち、人権、教育、子育て、生き方など多岐にわたる。2017年(平成29年)4月の市議会議員選挙にて初当選。現在一期目。

著書:『車椅子から青空がみえる』(小学館)
   『さよちゃんのママは車椅子』(小学館)
   『チェアウォーカーという生き方』(小学館101新書)

関連URL:http://www.hwaka.kindai.ac.jp/