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卒業生が6年生児童にメッセージ 児童が将来のビジョンを思い描く機会に

2018.02.19

  • 附属幼小
  • 附属農場

過去の進路学習の様子

近畿大学附属小学校(奈良県奈良市)は、平成30年2月23日(金)に6年生児童を対象に進路学習を行います。
本学卒業生である、近畿大学附属農場助教 伊藤仁久(いとうきみひさ)を招き、現在の仕事の様子や、小学校で学んだことが社会に出たときにどう生かされるのかなどについて語り、児童のキャリア教育につなげます。

【本件のポイント】
●本小学校から近畿大学薬学部、大学院に進学し、現在は近畿大学附属農場で助教を務める伊藤仁久が、研究・キャリアについて語る
●附属農場を知るための体験型の展示も行い、愛校心の醸成を図る
●多様な職業・進路に就く卒業生が、在校生に自身の体験談を語ることで、児童が将来の仕事や進路を具体的に思い描く機会とする

【本件の概要】
近畿大学附属小学校では、卒業生が進学や就職、現在の仕事内容などを児童に語り、小学生のうちから将来のビジョンを思い描く進路指導の機会を設けています。
今回は近畿大学附属農場湯浅農場助教 伊藤仁久(小学校第36期卒業生)を招き、「柑橘植物のふしぎなおはなし」と題した進路学習を行います。身近に存在する柑橘植物がもつ不思議なパワー(機能性)について、歴史や品種及び研究内容も交えて話すとともに、小学校から大学院まで近畿大学で学んだ、自身の進路選択や仕事への取り組みについて、自身の体験談を児童に伝えます。
また、湯浅農場内の柑橘遺伝資源保存園の柑橘果樹を見たり、触ったり、匂ったりできる体験型の展示も行い、児童が普段目にすることのない珍しいものに触れる機会とし、附属農場を知ることで愛校心を育むとともに、児童の好奇心を刺激します。

■日時:平成30年(2018年)2月23日(金)13:00~13:40
■場所:近畿大学附属小学校 体育室
    (奈良市あやめ池北1-33-3、近鉄奈良線「菖蒲池駅」下車すぐ)
■対象:本校6年生児童 117人
■講師:近畿大学附属農場湯浅農場助教 伊藤仁久

【講師プロフィール】
近畿大学附属農場湯浅農場助教 伊藤 仁久(いとう きみひさ)(35歳)
昭和57年(1982年)東大阪市生まれ。
近畿大学附属小学校第36期卒業生。
小学校から大学院博士後期課程まで近畿大学で学び、同大学で博士号(薬学)を取得後2年間の近畿大学薬学部での博士研究員を経て、半年間アメリカに留学。
平成25年(2013年)4月に同大学附属農場湯浅農場に赴任。
未利用農産資源、いわゆる廃棄される農産植物資源に着目し、柑橘をはじめマンゴーなどの熱帯果樹の生産に付加価値を与える機能性を見出す研究に従事。

【近畿大学附属小学校における進路学習について】
附属小学校では、平成27年(2015年)から「近小キャリア教育支援人材バンク」を設置し、小学生のキャリア教育を支援しています。この人材バンクは、附属小学校の卒業生によるボランティアで組織されており、現在約100人が登録しています。小学校で学んだことや、現在大学などでどのような勉強をどのように行っているのか、社会人になった時にどう生かされるか、社会で苦労していること・役に立っていることは何かなどについて児童に語る機会を設けています。

【関連リンク】
附属農場 助教 伊藤 仁久(イトウ キミヒサ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/1206-itou-kimihisa.html

関連URL:http://www.fes-kinder.kindai.ac.jp/fes/