近畿大学 附属学校のお知らせ
「伊賀優良住宅学生設計コンペ」で優秀賞受賞 学生の設計案をもとに中古住宅をリノベーション
2018.02.01
- 工業高専
受賞作品「木漏れ日」を持つ都市環境コース建築系4年山﨑信乃さん
【本件のポイント】
●名張市の中古住宅有効利用や空き家対策を通して、地方創生やまちづくりに参画する
●実際の建築物を設計する機会を学生に提供し、将来の実践的技術者を育成する
●学生は地域のプロジェクトに積極的に携わることで、地域に貢献する
【本件の概要】
名張中古住宅流通促進協議会主催「伊賀優良住宅学生設計コンペ」で、都市環境コース建築系4年山﨑信乃さんの作品「木漏れ日」が優秀賞として選ばれました。平成30年(2018年)2月8日(木)に、名張市長 亀井利克氏を表敬訪問します。
名張市と名張中古住宅流通促進協議会は、国土交通省の「住宅ストック維持・向上促進事業」の空き家対策の一環として、「伊賀優良住宅」の認知度を向上させる取り組みを行っています。今回のコンペはこの取り組みのもと、本校の都市環境コース建築系の学生を対象に実施され、優秀賞は「伊賀優良住宅」の改築デザイン第一号として認定されます。
現在、山﨑さんの案をもとに平成30年(2018年)中の完成をめざし名張市内の中古住宅でリノベーション作業を進めており、完成後は一般の方へ販売される予定です。
■日 時:平成30年(2018年)2月8日(木)17:15~17:30
■場 所:名張市役所2階 応接室
(三重県名張市鴻之台1-1、近鉄大阪線「名張駅」から徒歩約12分)
■訪問者:近畿大学工業高等専門学校 総合システム工学科 4年生 山﨑信乃(やまさきしなの)
名張中古住宅流通促進協議会 会 長 森孝司氏
副会長 菊山武雄氏 副会長 小林京美氏
事務局 栗林陽子氏
【伊賀優良住宅とは】
名張中古住宅流通促進協議会が定めた基準を満たす住宅。
長期優良住宅※の「劣化性」「耐震性」「維持管理・更新の容易性」「省エネルギー性」の認定基準を満たすリフォーム工事を行うことで、何世代も長く住み続けられることができ、トータルで住居費負担を軽減することができる。
専門家が計画のもと、定期的に適切なメンテナンスを行うため将来的に資産価値が下がりにくく、また住宅ローンの優遇措置も受けられる。
※長期優良住宅とは平成21年6月4日に「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が施行され、一定の基準を満たした認定長期優良住宅は、税制面での優遇などを受けられる。
関連URL:http://www.ktc.ac.jp/