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Apple Distinguished School認定記念動画を公開 3月27日、本校WEBサイトにて

2017.03.27

  • 附属中高

森田 哲 校長代行(右)と乾 武司 ICT教育推進室長(左)

近畿大学附属高等学校(大阪府東大阪市)は、生徒1人1台iPadを所持し、学校生活のあらゆる場面でiPadを活用できる環境と革新的で魅力的な教育内容が高く評価され、平成28年(2016年)11月18日、Apple社からApple Distinguished School2016-2018の認定を受けました。
このたび、認定を記念して本校のICT教育の魅力を紹介する動画を、平成29年(2017年)3月27日(月)に本校WEBサイトにて公開します。

【本件のポイント】
●革新的な教育内容が高く評価され、Apple Distinguished School2016-2018に認定
●Apple Distinguished Program2014-2016に引き続いての認定
●認定を記念して本校のICT教育の魅力を紹介する動画を本校WEBサイトで公開

【本件の概要】
本校は、平成28年(2016年)11月18日、Apple社から、iPadを活用できる優れた環境と革新的で魅力的な教育内容が高く評価され、Apple Distinguished School2016-2018の認定を受けました。
Apple Distinguished School(以下、「ADS」)は、すべての生徒、教職員が24時間365日、1人1台のAppleのノートブックまたはiOS製品を利用でき、生徒の学びへの積極的な関わりを高める革新的で魅力的な学習環境を整備している学校を対象としたApple社による認定プログラムです。
本校では約2,800人の生徒が、校舎からグラウンドまでカバーするWi-Fi環境の中で1人1台iPadを所持しています。反転授業やプレゼンテーションなどの授業はもちろん、学校生活のあらゆる場面で生徒がiPadを活用することで、新しい教育効果が生まれています。例えば、文化祭の模擬店のPR動画を制作し、校内SNSで拡散するなど、生徒が自主的にiPadの活用方法を考え出し、学校生活を豊かなものにしています。
本校は、平成27年(2015年)1月に、一部の学年を対象にApple Distinguished Program2014-2016に認定されており、今回、対象を学校全体に拡大したADSに認定されたことは、本校の革新的で魅力的な学習環境の進化が認められた結果だと考えています。
このたび、ADS認定を記念して、本校のICT教育の魅力を紹介する動画をWEBサイトで公開します。

■公開日   :平成29年(2017年)3月27日(月)
■WEBサイト:http://www.jsh.kindai.ac.jp/hs/
■動画URL  :https://youtu.be/eBXkRVNU-00

【近畿大学附属高校のICT教育の現状について】
本校は、平成25年(2013年)4月に、当時の高校1年生(1,048人)から1人1台のiPad導入を始め、併設する近畿大学附属中学校では平成26年(2014年)から在校生約880人に一斉に導入しました。平成27年度(2015年度)には高等学校・中学校の生徒と教職員あわせて約4,000人がiPadを校内で使用しています。平成25年(2013年)には「第10回 日本e-Learning Awards」で文部科学大臣賞を受賞しました。
日本の高等学校におけるICT教育のトップランナーとしてiPadを導入し、生徒が授業中に自由にiPadを利用できるようになると、教員はこれまでの自分の授業スタイルを見つめ直す必要に直面しました。そこで、新しい授業スタイルとして、SNSの利用、反転授業、協働学習、プレゼン大会、模擬裁判、KeynoteとiTunesUの活用、生徒による動画作成など、生徒の積極性と能力を引き出すための新しい教育方法を試行錯誤していきました。
教員は常に新しい授業方法や最新のアプリケーションの導入に挑戦していく必要があります。本校では、教員が自発的に勉強会を開き、面白いアイデアの共有が日常的に行われています。平成28年(2016年)からは教員が自由に授業を見学し、互いに評価する「Open Door Week」という取組も行っています。
本校ではこれらのiPadを活用した先進的なICT教育の取組みを積極的に他の教育関係者に公開してきました。これまでに、平成25年(2013年)に学校29校、教育委員会等15団体、平成26年(2014年)には47校、平成27年(2015年)には53校と多くの学校・教育機関が視察に訪れています。
また、平成25年(2013年)から毎年「ICTオープンスクール」を開催しており、平成27年(2015年)には111校の学校が参加。平成28年(2016年)からは「SET KINDAI(Small talk Education and Technology in KINDAI Univ. High School)」を催し、ICT教育に関心の深い53人の教員が全国から集い、ICT教育について語りあう場を提供しています。

関連URL:http://www.jsh.kindai.ac.jp/hs/