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同時通訳の大家・松本道弘氏による特別授業 英語の達人が高校生に即興で同時通訳の神業を披露! 近畿大学附属高等学校

2016.09.08

  • 附属中高

松本 道弘 氏

近畿大学附属高等学校(大阪府東大阪市)は、平成28年(2016年)9月13日(火)、同時通訳の大家である松本道弘氏を招いて、英語特化コースの生徒に同時通訳などの特別授業を、また英語科教員には実学的な英語教育研修を行います。

【本件のポイント】
●同時通訳の大家である松本道弘氏が高校生に同時通訳の授業を実施
●英語の達人の特別授業を参観することで、英語科教員のスキルアップを図る
●英語特化コースの生徒に、グローバル社会に通用する実用的なツールとしての英語を学ぶ機会を提供

【本件の概要】
近畿大学附属高等学校は、英語教育の大家であり、日本におけるディベート(※)教育の第一人者である松本道弘氏をお招きし、英語特化コースの全生徒(160人)を対象に特別授業を行います。また本校英語科教員は、特別授業を参観した上でディベートのコツや論理的な会話術を学び、グローバル社会で通用する実践的な英語教育のあり方について質疑応答を行う予定です。
※ディベート・・・設定されたテーマについて、肯定側・否定側の二組に分かれて行う討論。

■日時:平成28年(2016年)9月13日(火) 14:20~16:10(6限目、7限目)
■会場:近畿大学附属高等学校 第一会議室
    (大阪府東大阪市若江西新町5-3-1、近鉄奈良線「八戸ノ里駅」から徒歩約20分)
■対象:英語特化コースの生徒160人、本校英語科教員

【当日の講義内容】
第1部 「生徒、教員対象 特別授業」 14:20~15:10(6限目)
英語特化コースの全生徒(160人)に対して、松本道弘氏に即興で同時通訳をして頂きます。本校英語科教員のティズベリー・ディーンが、イギリス人ネイティブスピーカーとして英語で「島国と大陸について」と題しプレゼンテーションを行い、それに対して、事前打ち合わせすることなく、松本先生に即興で同時通訳して頂きます。生徒にとって、即興同時通訳という滅多に見られない機会を創ることで良い刺激とし、生徒らのディベートを活性化させます。

第2部 「教員対象 研修会」 15:20~16:10(7限目)
即興の同時通訳という6限目の特別授業を振り返り、ディベートのコツや論理的に会話する術を学び、グローバル社会で通用する実践的な英語教育のあり方について質疑応答を行う予定です。英会話におけるイメージをつかんで言語化する大切さ、必要性について感じることで、今後の授業にどう活かしていくかなどを教員同士で模索します。

【松本道弘氏プロフィール】
昭和15年(1940年)大阪生まれ。関西学院大学卒業。日商岩井に勤務する間に、海外渡航の経験なしに独学で英語を磨く。その後、西山千氏(アポロ月面着陸時に、日本で初めて英日同時通訳)に師事し、その推挙でアメリカ大使館の同時通訳者となり、後にNHKテレビ上級英語講座の講師を勤める。日本にディベートを広めたことでも知られる(ディベート教育歴約40年)。現在、紘道館館長、国際ディベート学会会長。インターネットテレビNONES CHANNELの有名英語雑誌「TIME」の解説番組「TIMEを読む」に出演。現在も同チャンネルの新番組「GLOBAL INSIDE」にメインキャスターとして毎週出演。提唱する英語道に基づいたICEEコミュニケーション検定試験を年1回主催。著作は160冊を越える。

【本件の背景】
近畿大学附属高等学校は、昭和14年(1939年)創設以来70余年の歴史を有し、英語特化コースは平成24年度(2012年度)に設置。語学研修・留学はもちろん、近畿大学と連携した取り組みとして大学附属の英語村E3[e-cube]や語学センターの活用等を通しグローバルマインドを身につけています。
今回の特別授業は英語科教員の熱意により実現したもので、今後も講演会や実習を予定しており、グローバル社会で輝ける人材を早期から育成しています。

関連URL:http://www.jsh.kindai.ac.jp/hs/