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[西日本初]出願手続きの完全インターネット化 近大附属高校・中学校が「エコ出願」を実施

2015.11.18

  • 附属中高

エコ出願手続きの全体イメージ

近畿大学附属高等学校・中学校(大阪府東大阪市)は、平成28年度(2016年度)の入学試験から、出願から入学までの全ての手続きをインターネット上で完結できる「エコ出願」を実施します。出願手続きを完全にインターネット化する試みは、西日本の高等学校および中学校では本校が初めて※となります。
※三菱総研DSC調べ

【本件のポイント】
● 西日本の高校および中学校で初となる出願手続きの完全インターネット化
● 紙の願書と入試要項を完全廃止、ペーパーレス※で環境に優しい「エコ出願」を実施
● 検定料・入学金のカード・コンビニ決済が可能になるなど、利便性が向上
  ※受験票や入学志願書を印刷する必要があります。(添付画像参照)

【本件の概要】
近畿大学附属高校・中学校は、平成28年度(2016年度)の入学試験から、出願から入学までの全ての手続きをインターネット上で完結できる「エコ出願」を実施します。

従来の出願では、紙の願書の記入・郵送作業や銀行での入学検定料の振り込みなど、煩雑な手続きを行う必要がありましたが、平成28年度入試からは、これらの作業をインターネット上で簡単に行えるようにすることで、出願時の記入・登録ミスを防止します。出願はPCだけでなくスマホからも可能で、ご家庭にインターネット環境がない場合も、本校の出願期間限定特設PCコーナーから出願できます。また、検定料や入学金のクレジットカード決済およびコンビニ決済が可能となり、支払いのために銀行に行く必要がなくなります。利便性以外にも、これまで高校・中学校で合わせて21,000部も作成していた入試願書および入試要項などを廃止し、入試要項はPDFデータ化したものをWEBページで公開することで、環境に優しいエコな出願を目指します。

■近畿大学附属高等学校・中学校 WEBページ:http://www.jsh.kindai.ac.jp/

【平成28年度(2016年)入学試験】
■高等学校 出願期間:平成28年(2016年)1月20日(水)~1月30日(土)
      試 験 日:平成28年(2016年)2月10日(水)

■中 学 校 [前期入学試験]
      出願期間:平成27年(2015年)12月14日(月)~平成28年(2016年)1月14日(木)
      試 験 日:平成28年(2016年)1月16日(土)

      [後期入学試験]
      出願期間:平成27年(2015年)12月14日(月)~平成28年(2016年)1月17日(日)
      試 験 日:平成28年(2016年)1月18日(月)

【エコ出願手続きの全体イメージ】
添付画像をご参照ください。

※高校への出願では別途、入学志願書を印刷・写真を貼付の上、在籍する中学校に提出する必要があります。
(入学志願書は中学校が本校へ郵送するため、受験者本人による郵送は不要です。)

【近畿大学附属高等学校・中学校】
近畿大学附属高等学校は、昭和14年(1939年)に日本工業学校として設立されました。学制改革により、昭和22年(1947年)に新制中学校を設置し、昭和23年(1948年)には、近畿大学の前身である大阪理工科大学の附属学校として、「大阪理工科大学附属高等学校および附属中学校」に改称しました。その後、昭和24年(1949年)の新学制による近畿大学の設立に伴う「近畿大学附属高等学校および附属中学校」への改称を経て、平成13年(2001年)に高校と中学の運営を統合、現在の「近畿大学附属高等学校・中学校」となりました。平成8年(1996年)には中高一貫コースを設置するなど、質の高い教育の実践に取り組んできました。現在では、高校課程に約3,000人、中学校課程に約1,000人が在籍する、関西最大の規模を誇る学校となっています。

本校では、平成25年(2013年)4月に、当時の高校1年生1,048人にひとり1台のiPad(R)を配布し、反転授業や協働学習などに取り組んできました。それらの取り組みが評価され、平成25年(2013年)に「第10回日本e-Learning Awards」で文部科学大臣賞を受賞しました。また、平成27年(2015年)1月19日(月)には、Apple(R)社の模範的な学習環境を体現する学校として「Apple Distinguished Program 2014-2016」に、日本の高校で初めて認定されました。

現在では、高校と中学校を合わせて約4,000台のiPad(R)が稼働しており、従来の教育の価値観にとらわれない最先端のICT教育を実践しています。全てのホームルーム教室はWi-Fi環境が整備されており、インターネットを利用した調べ学習やデータの交換をリアルタイムに行うことができます。このような取り組みの結果、生徒や保護者への配布物などの多くがデジタルベースに移行し、紙資源の節約に大きく貢献しています。

関連URL:http://www.jsh.kindai.ac.jp/hs/datarr-request/