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6/8(月)人権教育講演会「生きてるってシアワセ!」近畿大学附属和歌山高等学校

2015.06.02

  • 附属和歌山

大谷 貴子(おおたに たかこ)氏

近畿大学附属和歌山高等学校(和歌山県和歌山市)は、平成27年(2015年)6月8日(月)に、文部科学省が掲げる人権教育の指針に基づき、全校生徒を対象に「命の大切さ」をテーマとした講演会を実施します。

【本件のポイント】
● 生徒の豊かな人権・道徳意識を育むことを目指して、今回5回目の開催
● 日本初となる骨髄バンクを設立した大谷 貴子氏が講演
● 白血病を克服した実体験を通して生きている幸せ、生かされている意味を考える機会へ

【本件の概要】
近畿大学附属和歌山高等学校では、文部科学省が掲げる人権教育の指針に基づき、毎年、全校生徒を対象に「命の大切さ」をテーマとした講演会を実施しています。本講演会は平成23年(2011年)から行っており、今回で5回目の開催となります。

今回の講師:大谷 貴子氏は、昭和61年(1986年)12月、千葉大学大学院在学中に慢性骨髄性白血病と診断されました。発病時、余命3か月から半年と宣告されたその後の人生について、実体験を基に講演していただきます。

この体験談は、NHK「プロジェクトX」、TBS系列「情熱大陸」、フジテレビ系列「アンビリーバボー」などで紹介され、また闘病体験を綴った著書が原作となりテレビ東京系にてドラマ化されるなど、大きな感動を呼びました。今回の講演会では、大谷氏の体験談を通して「命の大切さ」を再認識し、生徒の豊かな人権・道徳意識を育むことを目指します。

■日 時:平成27年(2015年)6月8日(月)14:30~15:20
■場 所:近畿大学附属和歌山高等学校・中学校 体育館
■対 象:高校生全学年(1,092人)
■講 師:全国骨髄バンク推進連絡協議会顧問 大谷貴子氏
■演 題:『生きてるってシアワセ!』~白血病を克服して~

【講師プロフィール】
昭和36年(1961年) 大阪府生まれ。近畿大学附属中学校、高等学校女子部卒業
昭和61年(1986年) 千葉大学大学院在学中、慢性骨髄性白血病と診断
昭和63年(1988年) 名古屋大学医学部付属病院にて母親から骨髄移植を受け、退院
平成元年(1989年) 東海骨髄バンクを設立
平成 2年(1990年) 非血縁者間骨髄移植の成功例を発表全国骨髄バンク推進連絡協議会発足と同時に運営委員に就任
平成 3年(1991年) 財団法人骨髄移植推進財団(日本骨髄バンク)設立し、評議員並びに普及広報委員に就任
平成 7年(1995年) 全国骨髄バンク推進連絡協議会副会長に就任
平成17年(2005年) 全国骨髄バンク推進連絡協議会会長に就任
平成25年(2013年) 全国骨髄バンク推進連絡協議会顧問に就任

【近畿大学附属和歌山高等学校】
近畿大学附属和歌山高等学校は昭和58年(1983年)に開校し、“文武両道”の教育方針のもと、「知育」「徳育」「体育」の調和のとれた教育に取り組んでいます。高等学校では、難関国公立大学受験に対応したカリキュラムできめ細やかに指導する「新ADコース」と、効率的かつ選択の幅が広いカリキュラムで、有名国公立大学や近畿大学をはじめとした有名私立大学を目指す「ADコース」を設けています。

平成25年(2013年)には、和歌山県下の学校では初となる人工芝グラウンドが完成し、マルチメディア教室を更改するなど、教育周辺環境の整備も進めています。

関連URL:http://www.hwaka.kindai.ac.jp/