2017年度卒業論文・卒業制作題目一覧

井田 太郎ゼミ

  • 創造される河童像
  • 駄目男総浚記

大澤 聡ゼミ

  • 大人が読む児童文学―社会情勢との関係性について
  • 戦後日本における「食」の変遷―家族団欒から多様化へ
  • 森鴎外の「諦念」―教科書作品における「諦念」「金」「幸福」の関係性
  • SFと社会―SF作家の未来視と作品からの再創造
  • 色彩語研究による宮沢賢治作品の考察
  • 現代の子ども問題―重松清の作品を事例に
  • 現代社会と女性を形成する価値観の関係性―化粧・ファッション・ジェンダーから考える
  • 「静」と「動」―森見登美彦『太陽の塔』論
  • 三浦しをんが創りだす世界観について
  • 猫文学論―谷崎潤一郎「猫と庄造と二人のをんな」を中心に
  • 「飛ぶ」に描かれる夢と戦争―戦後日本の虚構世界における飛行表象の分析
  • 「働く母親」の文学表象
  • 理想の教師論―『教育小説 棄石』と現代の比較から

大田垣 仁ゼミ

  • 同じ事物を表す日英の異なる色彩語 日英の色彩語に対するイメージと意味の差異
  • お笑い芸人の芸名の変遷・差異化の趣向
  • 自然現象の概念メタファーと多義性
  • 映画タイトルのレトリック―原題の意訳と比喩の観点からみて―
  • 非カタカナ語のカタカナ表記における意味の伸縮作用について
  • 滝沢カレンの語彙選択エラーと言語獲得環境の関係について―ロシア語母語干渉が日本語にもたらす影響に着目して―
  • コロケーション分析による「パワーワード」の成立パターン
  • 主役を張るルビ―読みを示さないルビ―
  • 賃貸と分譲における名称の違い

奥泉 光ゼミ

  • 創作 世紀末の恋人
    副論文 世界一小規模な音楽研究
  • 創作 芦森君の卒業論文
    副論文 昭和少女漫画におけるロマンスと読者の需要
  • 創作 じゃあ、いつものあの川で
    副論文 花が背負う物語―花言葉や慣習など、多角的視点から考える―
  • 創作 白ヤギさんへ
    副論文 手紙の価値の推移―情報伝達、贈り物、文学、あらゆる顔を持った手紙―
  • 創作 あわいの住人
    副論文 《畏れ》の消失―大口真神からニホンオオカミへ―
  • 極限との対話、『原発文学』

桒原 丈和ゼミ

  • 漫画作品のイクメン像について
  • 男性向けスポーツアニメにおける女性像と女性向けスポーツアニメにおける男性像
  • 女子教育と「少女」の実態
  • 《輪るピングドラム》論―《輪るピングドラム》におけるフィクションとの乖離とその〝リアリズム〟について―
  • データベース消費に続く新たな作品消費とは
  • 星座にならなかったギリシア神話たち

小森 健太郎ゼミ

  • 創作 連続探偵殺人記
    副論文 舞城王太郎作品における探偵の役割と位置づけ
  • 創作 雪に咲く薔薇
    副論文 スキー部隊の真髄―冬部隊における運用とモッティ戦術について―
  • 創作 190センチの小学生
    副論文 スポーツ映画における黒人の描き方―ボアズ・イーキュソン監督作品「タイタンズを忘れない」などに定位して―
  • 創作 妖狐転生
    副論文 一〇年代以降のライトノベルにおける《異世界転生もの》の隆盛について
  • 『風の谷のナウシカ』におけるナウシカの行動から見た役割と位置付け
  • セカイ系視点における新海誠作品論

佐藤 秀明ゼミ

  • 芥川文学に宿る神格―ヴァルナからアグニへ―
  • 『こゝろ』における登場人物の「心」
  • 小川未明作品の再評価―童話を中心に―
  • 桜庭一樹「私の男」研究―評価の再考
  • 織田作之助『青春の逆説』論―「赤い灯、青い灯」とスタンダール的愛情
  • 津島佑子「光の領分」における空間と「私」像
  • 「山月記」における「悲劇性」
  • 『彼岸過迄』における二人の主人公―『彼岸過迄』に与えた影響―

谷崎 由依ゼミ

  • 創作 紛い物の百合 
    副論文 ボーイズラブ世界の技法
  • 創作 風にそよいで好古街
    副論文 漫才における表現と叙述トリック的手法
  • 創作 かさねぎ
    副論文 〈自分らしさ〉と〈心〉の関係―朝井リョウ『ままならないから私とあなた』における〈ままならなさ〉―
  • 創作 少女たちの失敗
    副論文 『夢』は世界であるということ―『美少女戦士セーラームーン SuperS』における夢―
  • 創作 ギャラリー
    副論文 小説と映画が生み出す彩り―伊坂幸太郎「重力ピエロ」に触れる―
  • 創作 大学落伍全集
    副論文 国営カジノがもたらす影響
  • 現代の妖怪の在り方―過去から現代までの妖怪の変遷に注目して

中島 一夫ゼミ

  • 創作 授業の名は「映画」―小学校での新たな取り組み―
    副論文 教育問題を解決する糸口の1つとしての映画の可能性―「となりのトトロ」
  • 創作 告白
    副論文 生の獲得のための邂逅と和解
  • 創作 ハラジュクマン
    副論文 日米ヒーロー対決
  • 創作 real fiction
    副論文 フィクションにおける受容と承認
  • 創作 夢のつづき
    副論文 「夢」映画から探る〝現実〟
  • 創作 「ひとりごと」
    副論文 サバイバーからスライバーへ―虐待経験者の自尊と自律への道標―
  • 映像制作 IDeAL 
    副論文 私と映画
  • 最強の二人になりたい一人
  • 音楽を奏でる映画たち
  • アイドルの在り方から見る 真・アイドル論―アイドルとは何か―
  • 「The sound of Music」から考える―
  • 園子温論―映画ビギナーを魅了した園子温―
  • 3・11が映画に及ぼした影響―震災前後の邦画の変化―
  • はやみねかおる論―みんなの先生!―
  • 様々な視点からみる映画鑑賞~今後の映画の楽しみ方を探る~
  • 近年の多肉植物ブームの実態調査並びに多肉植物関連園芸書批評
  • 「在日映画」から見る私たちのアイデンティティ
  • 人はなぜ、ラーメンに惹かれるのか
  • 創作物における模倣と定義についての考察~映画の模倣による物語の構成~
  • In one’s shoes 靴が教えてくれること
  • 「男の世界」記念碑―仁義なき「資本論」―

深澤 愛ゼミ

  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの従業員から生み出される非日常空間
  • 雑誌『少年世界』における武家の一人称―役割語〈武家ことば〉の実態
  • 現代の漢字に求められている役割―漢字使用者の視点から考える―
  • 日本人が従うひらがなの「隠れた規範」―「ズレ」が引き起こし得る「笑い」―
  • オノマトペ評価の変化の要因―「子ども」と「漫画」を手掛かりに―
  • 非漢字圏学習者にみる漢字学習への抵抗感―学習意欲を妨げるものとは何か―
  • 播州方言の今―「ごじゃ」に着目して―

藤巻 和宏ゼミ

  • 子どもの「古典離れ」への手立て―地域教材『稲むらの火』を通して―
  • 『百人一首』の配列構想
  • 虎の認識の変容
  • 医療と宗教の共生した時代
  • 鬼の姿と役割―平安文学を起点に―
  • 地獄の生き物と、その役割―『往生要集』を軸に―
  • 教育から見る『伊勢物語』
  • 『竹取物語』とその享受―月・八月十五夜・かぐや姫を軸として―
  • 古典への関心を深める授業方法の考察―『源氏物語』「葵」巻の活用―
  • 『落窪物語』の縫い物―姫君の持つ〈力〉―
  • 『源氏物語』における「にほひ」「かをり」について
  • 『源氏物語』の「爛柯」

八角 聡仁ゼミ

  • 創作 龍虎血志~剣と友と武人時代と~
    副論文 韓国歴史ドラマに見る権力闘争劇の魅力
  • ライトノベルのタイトル研究
  • 叙述トリックの公平性―「フェア」と「アンフェア」の境界線
  • 伊藤計劃論~伊藤計劃作品の恋愛~
  • 小島秀夫論~作品を通して見える小島秀夫のメッセージ~
  • ライトノベルの表現についての研究―「軽い読み口」とは何なのか―
  • SFとしての竹取物語考察
  • 演劇テクストにおける本歌取の系譜
  • 昭和ノスタルジアとイデオロギー―プロパガンダ的に利用されるノスタルジア