2016年度卒業論文・卒業制作題目一覧

井田 太郎ゼミ

  • 日本文化における擬人化動物~獣とケモノ~
  • イレズミと生きる日本人
  • 役割像研究の地平―役割像とはなにか―
  • 変わり兜と信仰について―甲冑の歴史から意匠を読み解く―
  • さまざまな性のかたち~歴史がつないできたもの~
  • 女性芸能の起源と変遷
  • 谷崎潤一郎とマゾヒズム
  • 物語に吹く嵐―世界を往還する属性―

大澤 聡ゼミ

  • 推理小説から読む論理的思考
  • 『結婚式のメンバー』における時間の流れと二項対立の第三項
  • 太宰治における女
  • 湊かなえ「告白」における矛盾
  • メディアの違いによる表現の変化―宮沢賢治「銀河鉄道の夜」を題材に―
  • 一九七〇~二〇〇〇年代の小説における「母と娘」 

大田垣 仁ゼミ

  • 文学タイトルから見える時代の象徴性について―近代文学から現代文学において―
  • ヴィジュアル系ロックバンドの歌詞の表現~メタファーで見るヴィジュアル系~
  • 最年少芥川賞作家・綿矢りさの小説における直喩表現への一考察
  • 日本語における嗅覚表現について
  • 名言が持つインパクト
  • 慣用句における意味の二重の評価性について 身体部位を含む慣用句の意味の違いがもたらす現象
  • 「ぶりっこ」キャラクターとは何か―ぶりっ子表現に着目して―
  • 加齢にともなう話し言葉の変化の特徴~幼年期から青年期にかけて~
  • ママタレというキャラクター
  • 誤用による言葉の意味変化について―誤用によって意味変化する原因とパターンの分析―
  • 愛の言葉に用いられる言葉についての考察
  • 外来語における異分析とそれによる造語
  • 漫才から見る、お笑い文化の経年変化
  • フィクション作品で用いられるメタ発言が持つ力
  • 日本語字幕―翻訳家の苦労と字幕の自由―

桒原 丈和ゼミ

  • 創作 君と見た星は好き
    副論文 「ターンエンド」という言葉の確立
  • デジタルと教育
  • コミックの未来
  • 知識と実践・キャッチコピー制作
  • TRPGによるクトゥルフ神話の推移及び分析
  • 庵野流メタフィクション論と他作品との比較からみる「シン・ゴジラ」論

小森 健太郎ゼミ

  • 創作 トリアージ
    副論文 「ムシウタ」におけるヒロイズムとトリアージについて
  • 創作 となりの死島
    副論文 『消失!』における探偵の役割について
  • 創作 24n―終わりなき彼と彼らの―
    副論文 「次元論」からみるタイムリープにおける問題解決の難易度変化について
  • 創作 一週間限定、二つの月
    副論文 三田誠広『いちご同盟』論―音楽的モチーフからの考察―
  • 創作 渡河のメソッド
    副論文 ピジン語からクレオールへの移行と合理化について
  • 創作 吾思う故に汝あり
    副論文 〈作者自身〉が作中に登場することの理非―筒井康隆作品を中心として―
  • G・E・ムアのメタ倫理学に基づく偽善の価値判断
  • 『遠野物語』などの変身譚から見る動物観
  • 変身譚としての『山月記』と読解のバリエーション

佐藤 秀明ゼミ

  • 「うる星やつら2 ★ビューティフル・ドリーマー★」の夢と現実について
  • 伊坂幸太郎作品を取り巻く8つの特徴について
  • 武者小路実篤の二面性―『愛と死』について
  • 長野まゆみ『少年アリス』に見る「少年」
  • 田村俊子『あきらめ』の挑戦―自立のよびかけ

谷崎 由依ゼミ

  • 創作 追憶のカノン
    副論文 いとうせいこう「想像ラジオ」論
  • 創作 微熱
    副論文 結婚と子孫繁栄の観点から見た源氏物語
  • 創作 雨の詩/雪景色
    副論文 小説と詩の相互干渉性―未来圏から吹いてくる風―
  • 創作 雲外蒼天
    副論文 梶井基次郎論―人生と「檸檬」―
  • 創作 嘘つきの蛇
    副論文 歴代ゴジラシリーズ内でゴジラに与えられた役割について―G・シン化論―
  • 創作 白と踊る
    副論文 多和田葉子『飛魂』における文字体系から考察する文学の可能性
  • 創作 雨
    副論文 絵本からみるジェンダーバイアス
  • 異性装と性のモザイク化―「十二夜」と「クラウド9」の比較―
  • 狂気の〈境域〉―川端康成「たんぽぽ」を読む―
  • 田村俊子「春の晩」論―異性愛と同性愛とそのはざま
  • 児童文学に描かれる「タブー」についての考察

中島 一夫ゼミ

  • 創作 縁の糸
    副論文 想像力―夢見る力
  • 創作 布団の中
    副論文 森見登美彦論~「偽京都」を巡る
  • 詩集 かたちのない記憶のために
    副論文 もっとも個人的な時間―石原吉郎と北村太郎
  • シリアルキラーの愛
  • 予告篇から見る日本の映画産業の盛衰
  • 野球人気の動向について―野球人気は本当に低下しているのか
  • ファストファッション産業~人気とその裏側について
  • 偉大なる父、ウェス・アンダーソン
  • 『名探偵コナン』の人気の理由を探る―現代の人間が求めるもの、理想から
  • 外見の心理学 人間の内と外
  • コナン・ドイルから読み解く推理小説の幻想と論理
  • 今 敏論―映画に向けられたまなざし
  • ハードボイルドを纏う~『ロング・グッドバイ』のフィリップ・マーロウはなぜ服を脱がないのか
  • 撮影と鑑賞の実践のための写真論
  • 沈黙の眼差し―映画『ルック・オブ・サイレンス』から見る真実
  • 拝啓 ビートたけし/北野武 様
  • 二次元アイドルメモ

深澤 愛ゼミ

  • 戦争映画の日本語字幕における非英語話者及び英語話者の言葉の日本語訳とそれにまつわる表現
  • 韓国語の「가라앉다」と日本語の「落ち着く」の接点―「가라앉다」を「落ち着く」と訳すことのできる点を探る―
  • 誘い文句の表現様式―聞き手のポジティブ/ネガティブな反応を左右する言葉選び―
  • 「因縁」をどう読むか―連声形インネンに対する規範意識の変化―
  • ヒロインは女ことばを話すのか―翻訳映画における字幕と吹替えの比較から―
  • フランス語由来の外来語の意味変化~大正・平成の外来語辞典と国語辞典を比較して~
  • 女性による非標準的な自称詞の使用について―居住地域の標準自称詞を用いない場合―
  • 韓国語母語話者における「認識モダリティ」に対する考察―様態の「そうだ」と「ようだ」の誤用とその原因を学習者の立場からの分析―

藤巻 和宏ゼミ

  • 狐女房譚からみる人と狐の恋慕
  • 桃太郎の神性
  • 天狗から見る『とりかへばや物語』
  • 『徒然草』から見える兼好の美意識
  • 『竹取物語』の要素研究
  • 小野小町のイメージの原点を探る
  • 大神神社・三輪山における蛇信仰
  • 三蔵法師と三体の弟子の昔と今
  • 九鬼神道と大本教―共通の神「ウシトラノコンジン」について―
  • 安倍晴明伝承とその周縁
  • 怨霊の誕生と背景
  • 「魂」や「幽霊」曖昧な存在に託されたもの―平安時代の作品を中心に―
  • 住吉三神の神格とその形成
  • 「宿世」の思想を読む―『夜の寝覚』を中心に―
  • 付喪神と擬人化
  • 河童の本当の姿とは

八角 聡仁ゼミ

  • 少年愛作品とボーイズラブ―愛され続ける同級生たち―
  • 今敏論―鏡の中の私―
  • ビジュアルノベルゲーム分析―ゲームとコミュニケーション―
  • 「1Q84」における正しさと悪
  • 「リング」はなぜ人々に怖がられたのか
  • 韓国における同性愛をテーマにした映画について
  • 宇宙人映画史
  • LGBTの歴史と課題
  • スポーツマンガのリアリティ
  • マスメディアと小説の震災の描き方
  • 「ウォッチメン」というヒーロー―誰が見張りを見張るのか―
  • 吉浦康裕の世界~吉浦康裕作品分析~
  • 山の漫画論―山岳マンガとヤマノマンガ
  • 「もののけ姫」のタタラ場から読み解く国家の様相