研究科長挨拶

豊かな創造力を持つ専門家の育成

総合文化研究科は、文芸学部と総合社会学部の上に立つ大学院として、2014年度に発足しました。日本文学専攻、英語英米文学専攻、文化・社会学専攻、心理学専攻から構成され、言語、文学、芸術、文化、歴史、社会、心理など人間の営みに関わる多方面の教育・研究を行っています。それぞれの分野で用いられている研究手法も様々です。
その多様性は、日本の作家堀田善衛、イギリスの作家トールキンの「指輪物語」、イランの映画監督キアロスタミ、古代エジプトの太陽神殿、明治期の北海道移民、日中のアイドル比較、大気の状況からみた環境の変化、育児や大学生活における援助要請の影響など、最近提出された修士論文のテーマにも反映されています。
本研究科では、それぞれの専門分野の知識や技能を修得し研究能力を有する専門家、柔軟で幅広い教養と豊かな創造力をもった人材の育成を目指しています。

桒原 丈和
TAKEKAZU KUWABARA
総合文化研究科長