研究科長挨拶

近畿大学経済学研究科は、1989年(平成元年)に設置され、現在博士前期課程と博士後期課程があります。そして、以下のような特徴を有しています。

第一に、「建学の精神」である「実学教育」を実践できるよう、ミクロ経済学・マクロ経済学などの理論科目を十分理解したうえで、現実のデータを用いた計量分析が行なえるプログラムを用意しています。それにより、日本においても注目されているEBPM(Evidence-Based Policy Making: エビデンスに基づく政策立案)にも対応できます。

第二に、理論・計量分析だけではなく、経済実験(神経科学的実験を含む)、フィールド調査、文献・史料解読といった分野で先端の研究に携わるバラエティー溢れる研究者が、教員として揃っています。また、院生は自分の専門を中心としながら、経済学の広い分野について専門知識を得ることができます。

第三に、近畿大学経済学部は、年に10回ほど当該分野の中心的研究者を国内・国外問わず招いて研究会を主催していますが、これは頻度も質も私立大学としては稀な水準にあり、院生が最先端の研究に触れる機会となると同時に、教員の研究レベルの向上にも寄与しています。

第四に、一般院生用の通常の時間割の他に、夜間主コースを設置しており、社会人の方にも無理なく学んでいただくことが可能です。
第五に、修士号を得るまでに、通常学部入学から最短でも6年掛かりますが、本学部4年次から大学院の科目を履修することにより、最短5年で可能になる「特別科目等履修生」の制度があります。
ぜひ本研究科において、専門研究能力および経済学に関する幅広い知識を学ぶ機会を持たれることをお待ちしております。

相馬利行
TOSHIYUKI SOUMA
経済学研究科長