支援を受けている学生の声

経営学部 経営学科 2年 吉村悠貴

みなさんこんにちは。経営学部の吉村悠貴です。
私は筋力が徐々に低下していく進行性の難病(筋ジストロフィー)のため、小学生の頃から車いすを使用しています。筋力の低下にともない生活のすべてに介助を必要とし、授業を受ける時には教科書を広げること、筆記用具を手に持つことにもサポートが必要です。

入学前、大学では今までのように必要な介助や配慮が受けられるか不安が大きかったのですが、学生センターの職員さんから「できないことがあったらいつでも相談してくれたらいいよ」と言ってもらったことで気持ちが楽になりました。障がい学生支援担当窓口の職員さんとも何度も話し合い、私にとって必要な支援や配慮を受けることができています。また、人工呼吸器を必要とする私にとっては医療的ケアが欠かせませんが、学内にメディカルサポートセンターがあり、体調面で心配なことがあれば看護師さんに相談しています。このように配慮された環境があることで安心して大学に通うことができています。大学の職員さんやサポート学生のみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。

大学生活で必要なことは支援や配慮を受けることだけではありません。「障がいがあってもなくてもやりたいことを自分で考えて決める」当たり前のことかもしれないけれど大学生活を通して知ることができました。