総合理工学研究科物質系工学専攻 高橋 怜希君(2020年3月修了)による研究成果が国際雑誌のFront Cover Articleに選ばれました

2020.10.20

  • 研究

総合理工学研究科物質系工学専攻博士前期課程を修了しました高橋 怜希君(20203月修了
指導教員:副島 哲朗講師)と理工学部応用化学科多田 弘明教授と藤島 武蔵准教授との共同研究による成果が,ナノ材料の国際雑誌である「ChemNanoMat」誌(Wiley-VCH社発行)のFrontCover Articleに選ばれました。

高橋君,副島講師らは,金と臭化銀ナノ粒子が接合した構造体の合成について,これまでの手法とは全く異なるアプローチを見出しました。その結果,金と臭化銀ナノ粒子が一対一で接合したヤヌス粒子をワンポットで得ることに成功しました。また,多田教授と藤島准教授による計算科学に関する結果により,得られたヤヌス粒子は,その接合界面に起因する特異な光学特性を示すことを明らかにしました。

参考URL:https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/cnma.202000485

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