中高大連携森林学習プロジェクトを開催 イベントを通して森林や林業について考える機会に
2019.10.29
- 農
農学部での森林実習の様子
【本件のポイント】
●農学部の学生が企画する、奈良県内の中高生と大学生を対象にした森林イベント
●林業体験や、森林散策、クラフト体験を実施
●大学生と一緒に森林について学び、これからの森林の在り方について考える機会に
【開催概要】
日時:令和元年(2019年)11月2日(土)、3日(日・祝)10:00~13:00
クラフト体験は両日10:30~15:00(申込不要)
場所:近畿大学奈良キャンパス
(奈良県奈良市中町3327-204、近鉄奈良線「富雄駅」からバス約10分)
対象:奈良県内の中学生と高校生、県内の大学に通う大学生
(定員両日20人、事前申込制、入場無料、保護者同伴可)
※申込期間は終了しています。
【本件の詳細】
■11月2日(土)林業体験コース
林業の専門家の指導のもと、ロープワークやのこぎりによる伐採、チェンソー伐採見学など、林業の仕事を体験します。木材生産を越えた、林業が担う重要な役割について学びます。
■11月3日(日)森林散策とクラフト体験コース
近畿大学奈良キャンパスの里山林を大学生がガイドします。ハンモックで休憩をしたり、木のプチ健康診断などの体験も行います。クラフト体験では、森林の中から木のみや葉っぱ等のお気に入りの材料を集めて、オリジナルの作品を作ります。また、参加者には吉野杉で桜をモチーフにした「桜プレート」をプレゼントします。
【中高大連携森林学習プロジェクト事業について】
本事業は奈良県の公募事業である「県内大学生が作る奈良の未来事業」として平成30年(2018年)度より3年間の予定で実施し、中高生に向けた森林の出前授業や林業体験といった森林環境教育を行っています。
近畿大学農学部としての取り組みは今回が初めてで、学生が奈良県の森林や林業を守るためにできることは何かと考え、森林や林業に対する県民の意識を向上させることを目的に実施します。プロジェクトを通して、学生も参加者と共に森林に対する理解を深めます。
【「県内大学生が創る奈良の未来事業」について】
多様化・複雑化する県政の様々な課題を解決するため、大学生が参画し事業を実施する、奈良県の公募事業です。県内の大学等に在籍する学生から政策提案を募集し、書類審査・公開コンペ方式により選ばれた提案を事業化します。中高大連携森林学習プロジェクトは平成29(2017)年度に事業提案・最優秀賞を獲得し、平成30(2018)年度から事業化しています。