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近大生が「第17回川俣シャモまつり in 川俣」に出店 「川俣シャモ料理No.1決定戦」で優勝を目指す

2019.08.23

  • 社会連携

コンテスト優勝レシピのかわまた寿司

近畿大学農学部(奈良県奈良市)は、令和元年(2019年)8月31日(土)、9月1日(日)に福島県川俣町で行われる「第17回川俣シャモまつり in 川俣」にて「近大食堂 in かわまた」を出店します。当日は7月13日(土)に農学部内で行われた「川俣シャモレシピコンテスト」の優勝者レシピを川俣町で披露し、祭りを盛り上げる一員としてだけでなく、現地のシャモ料理研究会の方々との「川俣シャモ料理No.1決定戦」に参戦します。また、シャモまつり会場でのアンケート調査の企画・実施にも協力し、「川俣シャモ」の新たなマーケティング方策の検討・提案につなげます。

【本件のポイント】
●農学部生が、川俣シャモ事業者、地元店、役場と協力し、産官学連携を体験する取り組み
●川俣シャモレシピ考案において、地域産業と食材の関わりを学生が学ぶ機会
●川俣シャモ料理を学生が実際に販売し、川俣シャモ肉の美味しさをアピール

【本件の内容】
近畿大学では、「大学等の復興知を活用した福島イノベーション・コースト構想促進事業(事業名:"オール近大"川俣町復興支援プロジェクト)」を実施しており、その一環として、農学部の学生が中心となり、福島県川俣町の特産品である「川俣シャモ」を使用した新しいレシピの開発・普及を目指しています。令和元年(2019年)7月13日(土)に農学部内で開催された「川俣シャモレシピコンテスト」には、川俣町長、川俣町農業振興公社社長、川俣シャモまつり実行委員会長も審査員として加わり、農学部の学生23名12チームが参加しました。
今回は町内最大のイベントの一つである「川俣シャモまつり in 川俣」で、レシピコンテストで優勝したレシピを地元の方・観光客の方に食していただき、川俣シャモの美味しさを学生からアピールします。また、現地のシャモ料理研究会の方々との「川俣シャモ料理No.1決定戦」に参戦し、祭りを盛り上げるだけでなく、シャモまつり会場でのアンケート調査の企画・実施にも協力し、「川俣シャモ肉」の新たなマーケティング方策の検討・提案につなげます。
なお、本件は、福島イノベーション・コースト構想促進事業として実施します。

【開催概要】
日時:令和元年(2019年)8月31日(土)10:00~、9月1日(日)9:00~
場所:川俣中央公民館(福島県伊達郡川俣町字樋ノ口11)

【川俣シャモまつりin 川俣】
17回目を迎える「川俣シャモまつり in 川俣」は、川俣町の特産品であり、福島県ブランド認証地鶏でもある川俣シャモを多彩なメニューで存分に味わうことのできる町の一大イベントです。毎年恒例の世界一長い川俣シャモの丸焼きと、世界一長い川俣シャモの焼き鳥にも挑戦します。
近畿大学の学生は、平成25年(2013年)から川俣シャモまつりに参加し、農学部生が考案したメニューを出品・調理・販売、学生ボランティアによる科学実験・工作などを体験できる催しを開催しています。

【"オール近大"川俣町復興支援プロジェクトとは】
近畿大学が、14学部48学科を擁する総合大学としての研究力を生かし、東日本大震災に伴う原発事故により、一部が計画的避難区域に指定された川俣町の早期復興を、大学の総力を挙げて支援するために立ち上げたプロジェクトです。近畿大学教員が提案した復興支援策を、1.農業・産業・町づくり振興支援、2.除染推進支援、3.健康・心身ケア支援、4.放射線・放射能測定支援のグループに分け、川俣町民の意向を取り入れつつ、平成25年(2013年)5月から本格的に始動しました。
令和元年(2019年)7月25日には、継続して行ってきた復興支援活動が評価され、復興庁から感謝状が贈呈されました。

【大学等の「復興知」を活用した福島イノベーション・コースト構想促進事業について】
平成30年度(2018年度)からスタートした、全国の大学等が有する福島復興に資する「知」(復興知)を、浜通り市町村等に誘導・集積するため、組織的に教育研究活動を行う大学等を支援する事業。「福島イノベーション・コースト構想」に掲げる廃炉等、ロボット、エネルギー、農林水産、環境・リサイクル等に関する内容の事業が対象となっています。

【関連リンク】
"オール近大"川俣町復興支援プロジェクト
https://www.kindai.ac.jp/about-kindai/social-activity/earthquake-east-japan/all-kindai/

関連URL:https://www.kindai.ac.jp/agriculture/