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「川俣シャモ」レシピコンテストを奈良キャンパスで開催 優勝者は「第17回川俣シャモまつり in 川俣」に出店

2019.07.09

  • 社会連携

コンテスト練習会で登場した「川俣シャモ」レシピ

近畿大学農学部(奈良県奈良市)は、令和元年(2019年)7月13日(土)、学生有志による「川俣シャモ」レシピの学内コンテストを開催します。近畿大学では、「大学等の復興知を活用した福島イノベーション・コースト構想促進事業(事業名:"オール近大"川俣町復興支援プロジェクト)」を実施しており、その一環として、農学部の学生が中心となり、福島県川俣町の特産品である「川俣シャモ」を使用した新しいレシピの開発・普及を目指しています。本コンテストの優勝者は、優勝レシピを携えて福島県川俣町で開催される、「第17回川俣シャモまつり in 川俣」に出店し、現地の方々に食していただきます。

【本件のポイント】
●農学部生が、川俣シャモ事業者、地元店、役場と協力し、産官学連携を体験する取り組み
●「川俣シャモ」の美味しさを生かし、「シャモまつり」で提供する、映える料理を学生が提案
●レシピ考案において、地域産業と食材の関わりを学生が学ぶ

【本件の内容】
近畿大学農学部は、"オール近大"川俣町復興支援プロジェクトの「学生の知を活用した産業振興」の一環として、昨年度より福島県川俣町内でフィールドワーク等を実施し、川俣町の農業・食品関連の地域振興を目指して活動をしています。その中で、川俣町農業振興公社の見学や川俣シャモまつり実行委員会の方と意見交換等を行いました。今回は町内最大のイベントの1つである、川俣シャモまつり in 川俣で、農学部生が考案したレシピを地元の方・観光客の方に食していただき、川俣シャモの良さをアピールすることを目指しています。本コンテストでは、12種類のレシピ応募があり、当日は川俣町長、川俣町農業振興公社社長、川俣シャモまつり実行委員会長も審査員として来学します。
なお、本件は、福島イノベーション・コースト構想促進事業として実施します。

【開催概要】
日 時:令和元年(2019年)7月13日(土)13:00~16:00
場 所:近畿大学奈良キャンパス(農学部)研究棟1階 調理学実習室
    (奈良市中町3327-204、近鉄奈良線「富雄駅」からバスで約10分)
参加者:近畿大学農学部1~4年生の有志(約20人)

【川俣シャモまつり in 川俣】
17回目を迎える「川俣シャモまつり in 川俣」は、福島県川俣町の特産品であり、福島県ブランド認証地鶏でもある川俣シャモを多彩なメニューで存分に味わうことのできる町の一大イベントです。今年度の開催日は、8月31日(土)、9月1日(日)で、毎年恒例の世界一長い川俣シャモの丸焼きと、世界一長い川俣シャモの焼き鳥にも挑戦します。
近畿大学の学生は、平成25年(2013年)から川俣シャモまつりに参加しており、農学部生が考案したメニューを出品・調理・販売、学生ボランティアによる科学実験・工作などを体験できる催しを開催しております。

【"オール近大"川俣町復興支援プロジェクトとは】
近畿大学が、14学部48学科を擁する総合大学としての研究力を生かし、東日本大震災に伴う原発事故により、一部が計画的避難区域に指定された福島県川俣町の早期復興を、大学の総力を挙げて支援するために立ち上げたプロジェクトです。近畿大学教員が提案した復興支援策を、1.農業・産業・町づくり振興支援、2.除染推進支援、3.健康・心身ケア支援、4.放射線・放射能測定支援のグループに分け、川俣町民の意向を取り入れつつ、平成25年(2013年)5月から本格的に始動しました。

【大学等の「復興知」を活用した福島イノベーション・コースト構想促進事業について】
平成30年度(2018年度)からスタートした、全国の大学等が有する福島復興に資する「知」(復興知)を、浜通り市町村等に誘導・集積するため、組織的に教育研究活動を行う大学等を支援する事業。「福島イノベーション・コースト構想」に掲げる廃炉等、ロボット、エネルギー、農林水産、環境・リサイクル等に関する内容の事業が対象となっています。

【関連リンク】
"オール近大"川俣町復興支援プロジェクト
https://www.kindai.ac.jp/about-kindai/social-activity/earthquake-east-japan/all-kindai/

関連URL:https://www.kindai.ac.jp/agriculture/