学生・教職員を対象に「あいサポーター研修」を開催 学内や地域における障害者の生活支援を目指す
2019.07.01
- 生物理工
あいサポート運動を応援する和歌山県PRキャラクター「きいちゃん」
【本件のポイント】
●学生・教職員が多様な障害の特性を理解し、障害のある方の手助けや配慮の仕方を学ぶ
●研修後は「あいサポーター」として専用のバッジを身に着け、学内外でのサポート活動を実践
●「あいサポート運動」を通じて、誰もが暮らしやすい共生社会の実現に貢献
【本件の内容】
「あいサポート運動」とは、多様な障害の特性や障害のある方への配慮について正しく理解し、適切な手助けや配慮を実践することで、誰もが暮らしやすい共生社会の実現を目指す運動です。
今回、本学部における障害者支援に対する取り組みの一環として、本運動を推進する和歌山県の協力を受けて「あいサポーター研修」を開催します。映像や講演を通じて、学生・教職員が多様な障害についての知識を身につけ、障害のある方に対して適切にサポートできる教育環境の構築を目指します。
【開催概要】
日時:令和元年(2019年)7月4日(木)16:20~17:50
場所:近畿大学和歌山キャンパス 3号館 アリーナ(和歌山県紀の川市西三谷930、
JR「紀伊駅」・「粉河駅」からバスで約25分)※無料駐車場有
対象:生物理工学部の学生、教職員(150人参加予定)
【研修プログラム】
■映像講習(30分)
身体的なものから精神的なものまで、多様な障害の特性や必要な配慮、適切な支援方法などについて映像で学びます。
■講演「『あいサポート運動』について」(60分)
講師:和歌山県子ども・女性・障害者相談センター障害者支援課長・
あいサポートメッセンジャー 秋月 清秀(あきづき きよひで)
内容:あいサポートメッセンジャーとして「あいサポート運動」に取り組む秋月清秀が、和歌山県における
障害者支援の状況や障害者支援における必要な配慮などについて説明します。
【「あいサポート運動」について】
「あいサポート運動」は、平成21年(2009年)に鳥取県で始まり、現在では全国の自治体へと広まっています。この運動の支援者は「あいサポーター」と呼ばれます。ビデオ教材等による一定の講習を受講し、障害の主な特性や必要な配慮の内容をまとめた冊子と「あいサポートバッジ」を受け取ることで「あいサポーター」として認定され、日常生活において、必要に応じて障害のある方へのサポートにあたります。